東大の理学部のUTRIP(University of Tokyo Research Internship Program)に参加した学生達を歓迎するレセプションが2013年7月11日に開催された。今年度は28人の学部学生が全世界から選ばれたが、その中にはFriends of UTokyoのスカラシップに応募した米国大学の学部学生120余名から選考された受賞者6人も含まれる。学生達は全員東大理学部の研究室で夏季インターンとして研究に従事した。
FUTIがスカラシップの数を昨年の3件から今年は6件に倍増したことにつき、UTRIP担当のプロジェクト・スペシャリストである添田幸子氏がレセプションの場で感謝の意を表された。プラズマ物理の国際会議に出席のため東京を訪問中であったFUTIの大学関係担当理事でスカラシップ審査委員長の山田雅章博士は、レセプションに招待され、挨拶をした後FUTIの受賞者各人に会った。
山田博士は「この東京の猛暑のなか、UTRIPに参加された学生たちの研究への強い熱意に非常に感銘を受けました。このような交換プログラムに参加された学生は国際的な視野を大きく広げる事になるでしょう。FUTIの努力は十分に報われた思います」と語り、更に、将来東大に大学院生として戻ってくるよう奨励した。
UTRIPは最も効果的に運営されている夏季プログラムの一つであり、全世界からの応募者が昨年度の310人から今年は430名に増えた。特に米国からの応募者は昨年度の62名から120名に増加し、ほとんどの応募学生は一流大学のトップクラスの学生であった。
ニューズレター第8号の記事:
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- ブログからの記事:「母音の科学」 松下重悳
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