「体験プログラム」の東大生の歓迎会、ニューヨークで開かれる

体験を報告する東大生

体験を報告する東大生

8 月30日ニューヨーク地域で2013年度体験企画参加の東大生14人を歓迎するレセプションが催されました。12名の学生は企業(4社)、法律事務所(1)、大学(1)、病院(1)、NGO (1), および国連と合計九か所に勤務する卒業生などを訪問して、「米国での仕事とキャリア」について五日間にわたり話を聞きました。ニュージャージー州プリンストン にある有機栽培農場での体験プログラムに参加した東大生二名もレセプションに参加しました。レセプションはニューヨーク銀杏会とさつき会アメリカの主催のもとにウオール・ストリートで開かれ、24人の卒業生(ゲストを含む)が出席しました。 Friends of UTokyo, Inc. (FUTI) はレセプションの費用一部を支援しました。

FUTI諮問委員、さつき会アメリカの幹事の桜井信子氏が、学生達の訪問を受け入れてくださった企業や団体に感謝の意を表し、レセプションに出席の学生、同窓生やゲストに歓迎の挨拶をしました。同じくFUTI諮問委員である岡本康夫ニューヨーク銀杏会理事長は「若い有望な学生のための有意義な国際的経験を援助することを嬉しく思いますと語りました。

学生達と歓談する若生信也氏(左)と桜井本篤氏(右)

学生達と歓談する若生信也氏(左)と桜井本篤氏(右)

その後卒業生有志数名が米国での長年にわたる豊富な経験をもとに、学生達に体験談を述べ、続いて学生達が体験企画に参加出来たことへの感謝、感激を語りました。三年生の一人は「今回の研修は学ぶことだらけで、自分の将来を真剣に考える貴重な機会となりました。どの方のお話もとても参考になり、自分の考えや視野を広げることが出来たと思います。海外で成功しておられる先輩の姿は、憧れであり、目標でもありますと述べました。

東大が2012年に開始した体験企画には、「国際社会がもつ多様性に正面から向き合いながら自分を成長させ、活動する“国境なき東大生”となって欲しい」という思いが込められています。2013年度には51件の国内企画、24件の海外企画が実施され、そのうち5件は米国でした。http://www.u-tokyo.ac.jp/stu01/h19_j.html


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