FOTI奨学生の名簿と報告書をFOTIウエブサイトに掲載

Group in front of the Daibutsu in Kamakura

2012年度FUTIインターナショナル・リーダーシップ奨学金受賞者の名簿と報告書がFUTIウエブサイトのニュース・セクションとブログに掲載されました。
FUTIニュースレターNo.5およびNo.6(本号)に報告されているように、10人の東大生が2012年度夏季のFUTIインターナショナル・リーダーシップ奨学金(FUTI-International Leadership Award略称FUTI-ILA)を受賞しました。留学先による内訳は、カリフォルニア大学バークレー校(UCB)でのGSP(グローバル・サマー・プログラム)参加者2人、イェール大学でのGSP参加者2人、イェール大学のELI(英語研修講座)参加者2人、同大学サマースクール(YSS)参加者1人。GSP, ELI、YSSへの参加は国際交流課が窓口になりますが、これらとは別に東大生が自分で見つけた米国でのサマー・プログラムに応募した学生の中から3人にFUTI奨学金が与えられました。
奨学金の額は$3,000-$4,200で、プログラム必要経費と学生のニーズにより差があります。東大学生の中にはFUTI奨学金の他に、日本学生支援機構(JASSO)の奨学金や、留学先のイェール大学またはUCBからから授業料の一部または全額を免除された例もあります。

一方米国大学学生のFUTI-ILA受賞者は今年は合計8人でした。内訳は、東大GSP参加者2名、理学部のインターンシップ・プログラム(UTRIP)参加者3人、MISTI(MIT International Science and Technology Initiative)の紹介で東大の研究室でインターンシップをしたMIT学生3人となります。

「優秀な東大生および米国大学の学生が多数FUTIの2012年度サマー・スカラシップ・プログラムに応募してくれたことを大変喜ばしく思っています。UTRIPプログラムに関しては、40人以上からの応募があり、その大多数が優秀な学生でした。FUTIの審査委員会にとり、多数の優秀な応募者の中からわずか3人の受賞者を選ぶというとは大変難しいことでした」とFUTI大学関係理事の山田雅章博士(プリンストン・プラズマ物理研究所、栄誉研究員)は語ります。

小林久志FUTI理事長は「この夏を米国で過ごした東大生の多くが米国の大学院留学やポスト・ドク研究員への道を真剣に考え始めているようです。一方、米国大学の学生は東大で素晴らしい経験を積み、東大とそのプログラム、および日本の文化・社会について非常に良好な印象をう受けたと全員報告しています。FUTIのプログラムに携わった東大および米国大学の教授陣およびプログラム担当者には深くお礼を申し上げます。また、FUTIに多額の寄付を下さったシンテック社と米国および日本の東大卒業生に深く感謝致します。この夏の経験により世界観、将来のキャリアの計画が大きく変わったという受賞者のレポートを読みFUTIの活動に関わった甲斐があったと強く感じます。寄付をされた方々が共感して下さることを望みます」と語ります。

ここをクリックするとFUTI奨学生名簿を見ることが出来ます。また、ここをクリックすると、奨学生の報告書を掲載したブログのページが開きます。下記リストにある学生の名前をクリックすると学生の顔写真、在籍大学、専攻、参加したサマー・プログラムを掲載したページを見ることができます。そして顔写真の右側の欄に記された参加プログラム名をクリックすると受賞者の報告書と興味ある写真を見ることができます。さらに、Olivia Waringさんと Wenyu Zhang さんのブログには彼女らの日本での興味深い経験や発見が報告されています。

東大奨学生(10人)の名前、留学先は以下の通りです。

UCBおよびイェール大学でのGSP

イェール大学のELI/YSS

その他のサマースクール

米国大学奨学生(8人)の名前および所属大学は以下の通りです。

東大でのGSP

UTRIP(University of Tokyo Research Internship Program)

MISTI (MIT International Science & Technology Initiatives)


ニューズレター第6号の記事: