6月6日(木)及び7日(金)の2日間、駒場キャンパスにおいて東大留学フェア2013 Go Globalが開催されました。留学フェアは、本学学生に海外留学・異文化体験の意義や重要性を伝え、海外留学に対する早期の動機づけと、学部からの早い段階で海外留学等を考慮できるよう支援することを目的として2011年以来毎年開催されています。第3回となった今回は、6日の全体説明会には約450名、本学教養学部、国際部、外国政府関係機関、国内外のNGO/NPOの担当者が一堂に会する7日の個別相談会は約300名(各ブースで対応した延べ人数約1,000名)の学生が参加しました。
6日の全体説明会は江川雅子理事の挨拶と、国際部による海外留学についての全体説明、教養学部によるグローバリゼーションオフィスの紹介、海外体験学生5名による体験報告会とパネルディスカッションが行われました。7日の個別相談会には、FUTIを含めた24の団体がブースを出展し、来場者の質問や相談に答えました。
FUTIには3時間半の間に39名が訪れ渉外本部の吉田洋一氏と野田純平氏が対応しました。昨年は留学の意思がはっきりした学生が多い印象でしたが、今年は短期でもいいからなにか留学も含めた海外経験をしてみようという学生が目立ちました。なるべく多くの学生にどんな形であれ海外経験してほしいという東京大学の方針が浸透してきたとも言えます。
学生からは期間や時期、留学先機関などについて相談を受け、FUTI’s Global Leadership Awardのように留学先をあらかじめ指定しない自由な奨学金制度が学生に望まれていることがあらためてわかりました。またiPadでHPをみてもらいながらFUTIの理事の紹介などもしたので学生にとっては身近に感じたようです。
出展者リストは以下の通りです。
- IAESTE Japan
- インフォシス・リミテッド(Infosys)
- フランス政府留学局
- ブリティッシュカウンシル
- ドイツ学術交流会(DAAD)
- スイス大使館
- フィンランドセンター
- カナダ大使館
- 中国大使館
- オーストラリア大使館
- Friends of UTokyo (FUTI)
- 日本学生支援機構(JASSO)
- UCSD FGL Program
- VIAスタンフォード・プログラム
- 国際ワークキャンプセンター(NICE)
- 国際協力機構(JICA)
- 国際教育交換協議会(CIEE)
- 国際通貨基金(IMF)
- 東京大学国際部
- 東京大学AIKOMプログラム
- 東京大学北京事務所
- 東京大学キャリアサポート
- 東京大学Go Global
- 留学生交流コーナー
ニューズレター第8号の記事:
- 日本とイリノイの同窓生、第四回キャンペーンを成功に導く
- FUTI役員、年次総会及び諮問委員会との合同会議で現況を報告
- GSP コース等の参加者8人にFUTI夏季奨学金を授与
- 東大生、イェール大学のサマーセッションにチャレンジ
- 「体験プログラム」の東大生の歓迎会、ニューヨークで開かれる
- 2013年度のUTRIP参加者の歓迎会、本郷で開催
- 東大でのGSP参加者への歓迎送会催される
- 駒場キャンパスの留学フェアに450名が参加
- カブリIPMUプログラムへFUTIの支援続く
- コロンビア―東大の共同講義への資金提供二年目に入る
- 田村史子氏を財務担当諮問委員の選出
- 松下重悳氏FUTI奨学生選考委員会に加わる
- FUTI諮問委員の小野誠英氏日本へ帰国
- NY 銀杏会会員のスン・キー パイク(白成基)氏, (1952-2013)逝去
- ブログからの記事:「母音の科学」 松下重悳
- 近刊紹介 小林昭七著「顔をなくした数学者―数学つれづれ」(岩波書店)