東大PEAKに入学のStuyvesant高校のKimさんに、東大友の会から渡航費

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出発前にNew Yorkを楽しむキムさん(コロンバス・サークルにて)

東大友の会(FUTI)の選考委員会は2014年度の東大PEAK(Programs in English at Komaba)に入学が決定したニューヨーク市立Stuyvesant 高校卒業生のChiwu Ishido KimさんにFUTIトラベルグラントを授与することを決定した。キムさんは学校での成績が優秀であるばかりでなく、コミュニティ・ワークス・ニューヨーク、マンハッタンの育英学園の土曜日本語学校などで積極的なボランティア活動をしている。キムさんはPEAK参加者と広い東大コミュニティとの間のより緊密な関係の構築に向けて努力したいと言っている。奨学金は、自宅のあるニューヨーク市と東京間の往復航空運賃をカバーする。

2012年10月に創立され、PEAKは、英語のみで授業を受けられる東大最初の学士学位プログラムである。 2014年度(秋)入学のクラスには競争率の高い入試プロセスを経て中国、韓国、ベトナム、ニュージーランド、米国、および英国を含む15カ国から61名の学生が入学を認められた。PEAKのプログラムには「東アジアにおける日本に関する国際プログラム」と「環境科学に関する国際プログラム

の二つがある(詳細はPEAKホームページを参照)。

2014 年度のFUTI奨学生はキムさんを加えると、合計21名になった。このうち13名は、米国の大学でサマースクールに参加した東大学生であり、7名は東大での夏期コースやインターンシップに参加した米国大学学生。今回トラベルグラントを授与されたキムさんは4年間のコースに入学した学生である(詳細は本ニューズレターの関連記事参照)。

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ニューズレター第12号の記事:

本号の執筆者は 泉 泰行、大迫政子、桑間雄一郎、小林久志、松下重悳、董克勇(コー・ヤン・タン)、山田雅章。英文のエ ディターはブライアン・マーク(Brian L. Mark, ジョージ・メイソン大学教授)。