古谷研東京大学理事・副学長、FUTI理事に任命

2015年3月10日の理事会で、古谷研東京大学理事・副学長を2012年4月以来FUTI理事を務めてきた江川雅子前理事の後任として、FUTI理事に選出しました。

KenFuruya古谷研(ふるやけん)教授は 2013年4月から2015年3月まで大学院農学生命科学研究科長・農学部長を務めた後、東京大学理事・副学長に就任。本学理学部生物学科卒(1975)、本学大学院農学系研究科水産学専門課程修士修了(1978)、同博士修了(1981)、農学博士.本学海洋研究所において大学院生として生物海洋学研究に取り組み、以来一貫して海洋におけるプランクトンの生態およびその物質循環における役割に関する研究を進め、1999年に本学大学院農学生命科学研究科教授に就任した。近年は公海を主な対象として、海洋生態系が人類にもたらす恵み・生態系サービスの持続的な利用に向けた生物地球科学および生態系に関する学際的な研究を進めている。その一環として、生態系サービス管理のための海洋ガバナンスの研究にも参画している。

これまで、国際科学会議(ICSU)の海洋科学委員会(SCOR)とユネスコ政府間海洋学委員会の共同プログラムである「有害藻の生態学・海洋学(GEOHAB)」の科学推進委員、GEOHABアジアの主査など、国際的な共同研究プログラムの委員等を務めた。


ニューズレター第13号の記事: