五神 真 新総長が就任

Gonokami濱田純一前総長の任期満了に伴い平成27年4月1日付にて五神 真(ごのかみ まこと)教授が東京大学総長に就任しました。任期は平成33年3月31日までの6年間で、第30代目の総長となります。五神総長は前大学院理学系研究科長・理学部長で、専門は光量子物理学です。

就任のご挨拶のなかで五神総長は以下のように述べておられます。

グローバル化が加速する中で、資源の枯渇、環境破壊、世界金融不安、貧困など、人類全体で取り組むべき課題が顕在化しています。これらの地球規模の課題に対処するためには、多様な人々が知恵を出し合い、それを活用し、連携協力して行動をおこすことが必要です。それを主導する人材を育成することは、東京大学の最重要な責務です。このため、私達は立ち止まることなく、勇気と英知と責任感とを持って挑戦し続けていかなければなりません。

この知のプロフェッショナルを育成する原動力となるものは、言うまでもなく、世界的に卓越した学問です。特に、これから学問を志す学生や若い研究者のみなさんには、研究の最前線で知の興奮と喜びを体験し、それらを糧として自ら意欲をもって自己を大きく成長させて頂きたいのです。東京大学をそのような「場」とすることが、支援を頂いている国民の負託に応え、さらには人類社会に対する貢献であると考えています。

ご挨拶の全文はこちら五神総長からのご挨拶

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