東大友の会春キャンペーン

東大友の会は2007年の発足以来着実に発展し、東大のグローバル化に貢献してまいりました。創立以来、奨学金のスポンサーとして支援した学生の数は合計245名以上になります。内訳は、中長期留学のための奨学金受賞者66人とFUTI国際リーダーシップ奨学金受章者179人です。続きを読む
2023年度の奨学金事業

FUTIは奨学金事業として、東大と米国各大学との間の双方向の夏季短期留学と、主として東大(学部生・大学院生・卒業生)から米国への1学期以上の中長期留学を支援する奨学金の支給を行っています。
東大友の会奨学金受賞者、米田あゆ氏、がJAXA宇宙飛行士候補者として決定

JAXA(宇宙航空研究開発機構)が新たに2名の宇宙飛行士候補者を決定し、世界銀行上級防災専門官の諏訪 理氏(46)と日本赤十字社医療センター外科医の米田あゆ氏(28)が合格したと事を2月28日に発表しました。JAXAの2月28日のプレスリリースによれば4,127名の応募の中から一連の選抜試験を受けて選ばれた2人の合格者は4月1日から2年間の基礎訓練を行います。
津田副学長による講演と懇親会:「東京⼤学とスポーツ:スポーツが⼤学全体を盛り上げられるか」

米国東部時間2023年1月27日に、東京大学執行役・副学長でおられる津田敦教授によるご講演と懇親会がオンラインで開催されました。本イベントは、東大友の会(FUTI: Friends of UTokyo, Inc.)とさつき会アメリカの共催によるものでした。当日は、東京大学(以下、東大)運動部に所属していた多数のOB・OGをはじめ、米国や日本から総勢30名の方が参加し、盛会のうちに終了しました。
東京大学、シカゴ大学、IBM、Google間の量子パートナーシップの締結

東京大学は、シカゴ大学とIBM、及びシカゴ大学とGoogleをパートナーとして、量子技術の研究領域の発展に向けた協力関係を構築する2本のパートナーシップに合意しました。これを受けて、2023年5月21日、G7サミットの機会を捉えて、東京大学 藤井輝夫総長、シカゴ大学 ポール・アリヴィサトス学長、IBM会長 兼CEOアービンド・クリシュナ氏、Google VP Engineering, Quantum AIハルトムート・ネーヴェン氏出席のもと、広島市において調印式が行われました。
東大ニューヨークオフィス・イベント:Tech for Peace Symposium 2023 開催報告

2023年3月26日、東京大学NYオフィスで「Tech for Peace Symposium 2023」が開催されました。このシンポジウムは、テクノロジーを活用した平和構築に関する議論を行うことを目的としており、国内外の専門家、学者、非政府組織、企業など幅広い分野から参加者が集まりました。
東大友の会理事会、新諮問委員を任命

2023年4月17日に開催された東大友の会の理事会では、出席理事からの推薦があり、慎重に協議した結果、全一致を持って次の通り新諮問委員が任命されました。 新たに任命された諮問委員: 詳細は東大友の会のウェブサイト、東大友の会についてのページをご覧ください。
伊藤雅俊セブン&アイ ホールディングス名誉会長がご逝去

伊藤雅俊セブン&アイ ホールディングス名誉会長が、2023年3月10日に老衰のため99歳寸前の98歳でお亡くなりになりました。伊藤氏は、創立理事長を務められた米国伊藤財団から毎年多大のご寄付をFUTIに寄せられ、米国伊藤財団―FUTI奨学金を通じて2016年以来、FUTIの中長期留学に対する奨学金事業を支えて下さいました。ご高齢にも関わらず大変お元気であられた日々を思い、今さらながら氏の大きさを想起しています。心からの感謝を込めてご冥福を祈念させて頂きます。 伊藤氏は日本国内では伊藤謝恩育英財団の創立理事長を務められ、多数の高校生の大学進学、大学生の大学院進学などを奨学金で支援して来られました。 同氏は1924年に東京でお生まれになり、日本全体が貧しかった時代にご親族から学資の支援を受けて、商業専門学校に進む事ができたことが人生の推進力になったと感謝しておられ、その謝恩のために、事業で成功された資産を進学支援に向ける目的でこれらの財団を設立されました。 戦後、北千住の家業の洋品店「羊華堂」に参画された同氏は、「お客様に喜ばれる事業」を心掛けて急成長を得られ、1958年に「ヨーカ堂」(後に総合スーパーのイトーヨーカ堂)を設立して社長になられました。米国のコンビニ7-Elevenに想を得て1973年に日本初のコンビニ「ヨークセブン」(後の日本最大のセブン・イレブン・ジャパン。1991年に米国7-Elevenを買収)を、またファミリーレストラン「デニーズジャパン」を、それぞれ設立され社長を務められました。 伊藤氏はご成功された後のご著書でも日頃のお話でも「リスクを恐れず冒険心を持とう」と後進を励ましておられました。私共もこの様な精神を心して日々活躍したいものです。
金川千尋信越化学工業㈱会長がご逝去

写真:日経アジア 2023年1月早々に、衝撃波がFUTIにも、産業界にも拡がりました。信越化学工業㈱の会長で高名な経営者の金川千尋氏が、1月1日に96歳でお亡くなりになりました。97歳も間近かでした。産業発展への貢献に対して1992年には藍綬褒章を授与された方です。信越化学工業㈱のシリコンウェーハや塩化ビニール樹脂などにおける世界の大きな市場シェアの獲得を主導されました。 金川氏はFUTIの大切な恩人です。氏はFUTIの奨学金・研究支援の事業を可能にして下さった方だからです。氏は東京大学(東大)法学部の1950年の卒業生で、また2011年には東大工学研究科から「 ポリ塩化ビニル工業の経営―コモディティ事業における事業強化と経営 」と題する博士論文で工学博士を授与されました。2009年に東大の要請に応えて、信越化学工業㈱の米国子会社Shintech社からFUTIにご寄付を頂くことを主導されました。Shintech社は、金川氏が1970年代に業績を飛躍的に拡大強化された会社です。1978年にはその社長に就任されました。 以降今日までご寄付は毎年継続され、これが東大卒業生個人からのご寄付を誘いました。こうして形成された基金によって、東大と米国各大学の学生200名近くと研究者が、相互留学の奨学金と研究支援で支えられました。 金川氏への心からの深謝を以て、ご冥福をお祈り申し上げます。
巨星墜つ! 小林久志元理事長を悼む

FUTI 東大友の会の元理事長、小林久志教授が2023年3月9日(日本時間)に84歳で逝去されました。巨星墜つという驚きでした。米Princeton大学の元工学部長の名誉教授で、大学では1週間半旗が掲げられました。FUTI 東大友の会の設立と発展に尽力された小林教授の菩提を弔いたいと思います。 小林教授は1938年東京生まれで、戸山高校から東京大学に進学され、電気工学科の学部を1961年に、修士課程を1963年に卒業され、東芝でレーダーの設計に従事されましたが、日米からの奨学金を得て1965年にPrinceton大学に留学され、わずか2年間でPhDを取得されました。以降15年間はIBMのThomas J Watson研究センター、以降4年間はIBM東京基礎研究所の初代所長としてその立ち上げを主導されました。その後1986年からPrinceton大にSherman Fairchild University Professor として赴任、同時に1986-91 の間は工学部長を務められました。類い稀な数学的能力と集中力を傾けて、次々と具体的な問題の解明と解決に尽力され、その成果は枚挙にいとまがありません。例えばコンピューターのハードディスクのレコーデイング速度を画期的に速める研究成果には、2005年にドイツの Eduard Rhein 財団から、2012年にはNECから特別技術賞が贈られました。 東大小宮山宏総長(2005-09)の要請で、米New Yorkに東大友の会が2007年に創立された時、小林教授は当初から設立に貢献され、2011年から2015年には理事長として、その拡大と充実に尽力されました。2011年に始まった奨学生の選抜と奨学金の支給は、小林教授の主導によるものです。いつも青年のような情熱と心意気をもって、次世代の global leadersを育成すべく、日米の若者達の学習の援助に力を注ぎ込まれ、しっかりとこの組織の土台を築かれました。 小林教授は最後の短期間を除き生涯真にご健康で、掛かり付け医を持たないほどの方でしたが、余生を楽しまれるはずだったHonoluluのご自宅で急に発症され、多数の親しい方々のご尽力で東大病院で最高の治療を受けられたにも関わらず薬石効なく、帰らぬ人となってしまいました。デジタル時代に大きな軌跡を残しつつ勢いよく駆け抜けられた