2022年度奨学金の応募受付開始

FUTIでは2022年の奨学金の受付を開始しました。詳細はfriendsofutokyo.org/ja/奨学金と研究助成まで。 奨学金は、国籍に関係無く、米国の大学への留学を希望する東大の学生と、東大への留学を希望する米国の大学生に供与します。 FUTI国際リーダーシップ奨学金は、夏季プログラムで勉強する学生を対象としています。。原資は、東大卒業生個々人と、日本の信越化学工業㈱の米国子会社Shintech Inc.のご寄付によります。 米国伊藤財団-FUTI奨学金は、1学期以上の中長期留学の学生が対象です。。原資は、㈱セブン&アイ・ホールディングスの創始者伊藤雅俊氏が設立された米国伊藤財団からのご支援です。 学生の皆様奮ってご応募ください。
2021-22年度募金キャンペーン開始

新型コロナウイルスのパンデミックが続いておりますが、皆様ご健勝にてご活躍のことと推察申し上げます。 東大友の会は2007年の発足以来着実に発展し、東大のグローバル化に貢献してまいりました。創立以来、奨学金のスポンサーとして支援した学生の数は200名以上になります。うち、米国でのプログラムに参加した東大生は140名を超え、東大での研究、インターンシップに従事した米国人学生は85名ほどです。 グローバルリーダーを目指すこうした学生達は、FUTIの奨学金のおかげで貴重な経験を積むことができたと大変感謝しております。 これも偏に皆様の深いご理解とご協力の賜物と、ここに改めまして心よりお礼申し上げる次第でございます。2021年度も上記のプログラムが続けられますよう、皆様の一層のご理解とご支援をお願い申し上げます。 尾島理事長と桑間副理事長のご挨拶はこちら。
2021年度のFUTIの奨学金事業実施状況

昨2020年度の奨学金事業はCOVID-19に多大な影響を受けましたが、今2021年度は短期と中長期で明暗を分けました。即ち、日米両方向の夏季短期留学に関しては、渡航を含む留学は2021年度も全面的に中止となり、小規模ながらも東大生4名、米大生1名の渡航無しのOnline授業受講を支援しました。一方、米国伊藤財団―FUTI奨学金による米国への中長期留学の支援に関しては、高い需要に支えられ、また、小規模になってしまった2020年度を挽回する方向で財団のご理解を頂き、留学生側の捲土重来の試みも加わって盛況でした。結果的に11名の留学を支援できました。 この明暗の差を考察すると、短期留学は夏季で、中長期留学は秋から2学期以上がほとんどなので、COVID-19の感染状況の時期的な見通しの差もあったと思います。しかし次のような構造的な理由もありました。短期留学は大学の送り出し制度と受入れ制度に大方(おおかた)依存していますので、大学がCOVID-19の理由で短期留学制度を取りやめたことが原因です。おそらくその理由は、短期留学は大学の教育事業における影響度が相対的に小さいという判断と、多様な学生を導く制度に万一の過誤があってはいけないという安全性の重視があったものと想像されます。 それに対して大学の留学制度への依存度が比較的小ない米国への中長期留学では、留学生の留学意欲と米大側の教育的意欲がCOVID-19に関するリスクを乗り越えたように見えます。またCOVID-19の為に2020年度に決まっていた留学を断念した留学生が、1年越しに留学を確定した例も複数ありました。 2020年度と2021年度はCOVID-19対応の特別処置として、夏季短期の渡航を含まないOnline授業の受講を支援させて頂きましたが、2022年度には従来の支援に戻す方針です。この方針が覆るほどパンデミックの被害が拡大しないことを心から祈っています。Online授業の受講を支援を止める理由は、相手国に住んで生活することも留学の重要な一部である事、そして奨学金を活用して頂く勉学の実態や継続状態を把握し難いという理由からでもあります。 2021年度の米国伊藤財団-FUTI奨学金の奨学生11名の内訳は、東大と米大の双方の修士学位が取れる制度に参加する1名、学部卒で米大修士への留学が1名、修士卒で米大の博士課程に留学
伊藤財団—FUTI奨学生オンライン懇談会

東大友の会奨学生とのオンライン懇談会ITO FOUNDATION U.S.A.-FUTI Scholarshipの2021年度の奨学生と東大友の会、そして伊藤財団との交流を目的とした懇談会が2021年12月4日(土)Zoomにて行われました。現奨学生11人のうち10人が参加し、東大友の会スカラシップ委員会委員、桑間雄一郎副理事長・財務担当理事、伊藤財団の遠山嘉一氏と山本朝子氏、そしてFUTI Alumni Associationの羽場優紀会長が参加しました。 東大友の会スカラシップ委員会会長の松下重悳氏と尾島巌「東大友の会」理事長・CEOが開会挨拶で、東京とアメリカ各地からの参加者を紹介し、参加への謝辞を述べました。奨学生の報告プレゼンテーション開始前に、伊藤財団の遠山嘉一氏が伊藤財団の歴史を紹介されました。伊藤財団の創立者、並びに(株)セブン&アイ・ホールディングスの創立者、名誉会長である伊藤雅俊氏は、若い時に得た学資援助がその後の人生の推進力となったことに対する感謝の気持ちを込めて、前途有望な学生を支援するために伊藤謝恩育英財団と米国伊藤財団を創立したと語りました。 続いて懇談会のメインイベントである奨学生による全て英語での報告プレゼンテーションがありました。下記はプレゼンテーションの要点をまとめたものです。 現在Harvard University Graduate School of Design (GSD)にて修士課程在学中の畑岡愛佳氏は、東大(工学部都市工学科卒)在学中、主に都市の公共空間や水辺空間を研究しました。日本を発つ前、尊敬するランドスケープアーキテクトと話す機会があり、その中でのデザインにおける”かたち”に関する言及が印象に残ったそうです。以来、GSDにて”かたち”の意味や”かたち”そのものを追究しているとのことです。写真やダイアグラムを用いて物質性やモニュメンタリティをテーマにしたプロジェクトを説明しました。 池洲諒氏は2021年9月よりUCLA School of Public Healthの修士課程に在籍し疫学を学んでいます。2016年に東大医学部を卒業し、2年間の臨床研修を終えた後、公衆衛生に興味を持ち東大大学院の博士課程に進学しました。博士課程在籍中に、公衆衛生の研究が盛んな米国での研鑽が必要と考え、東大大学院を休学して
東京大学ニューヨークオフィス リニューアル開所式典・記念講演

[この記事は東大NYオフィスウエブサイトからご許可を得て転載しています。] 2021年8月3日(火)19時 (日本時間:4日(水)8時)より、東京大学ニューヨークオフィス(UTokyoNY)のリニューアル開所式典・記念講演をオンラインにより開催しました。当日は、13時間の時差の中、ニューヨークのオフィスと東京大学伊藤国際学術研究センターの伊藤謝恩ホールの双方から配信を行いました。 UTokyoNYは、昨年2月にオフィス機能の拡張、充実を図るため、改装工事に着工しましたが、新型コロナウイルス感染症の感染拡大による工事の中断もあり、昨年末にようやく竣工を迎え、この度、リニューアルを祝して式典を開催することとなりました。 開所式典は、東京大学から相原博昭社会連携担当理事による開会のご挨拶で始まり、藤井輝夫総長からのご挨拶に続いて、津田 敦執行役・副学長よりオフィスリニューアル工事に貢献いただいた家主、施工会社へ感謝状の贈呈が行われました。 藤井総長 ご挨拶 その後、オフィスからUTokyoNY増山正晴理事長によるニューヨークの同窓会や関連企業等の来賓の方々の紹介、オフィスでの乾杯、オフィス内の設備の配信を行いました。 続いて、東京大学から林 香里国際担当理事、岡部 徹生産技術研究所長、山梨裕司医科学研究所長、川添善行生産技術研究所准教授の4名の登壇者により、オフィスの設立経緯や今回のリニューアル事業概要、今後のUTokyoNYを含めた国際展開等について講演が行われました。 最後に、増山理事長からの閉会の挨拶により、式典は盛会のうちに終了しました。 式典に続いて、東京大学から河岡義裕医科学研究所特任教授による「新型コロナウイルスの征圧に向けて」と題した記念講演も行われました。 UTokyoNYは、今回の式典を機に本格的に活動を再開いたします。米国・北米における東京大学の情報発信拠点として、今後積極的に利活用いただけるよう、さらなる発展を目指してまいります。
齊藤真理恵博士(ノルウェー生命科学大学 生物科学部 助教授)を囲む講演会:「ゲノム進化を追いかけてー日本から米国、そしてノルウェーへ」

9月18日に、齊藤真理恵博士(ノルウェー生命科学大学生物科学部 助教授)を囲む講演会が開催されました。講演は、さつき会アメリカ、東大友の会主催で行われ、シカゴ赤門会および、FUTI Alumni Associationが共催しました。米国、日本、ヨーロッパなど世界各地から、様々なバックグラウンドを持つ20余名が参加し、大盛況でした。 斎藤先生は、先ずご自身の研究概要、そして日米欧の研究体制の比較について感想も含めて説明されました。更にノルウェーでの暮らしについてなど、幅広くお話をしてくださいましたので、その後のQ&A session はとても活発な意見交換がなされ大変有意義な会になりました。 「国際的なJob search と研究室の立ち上げにはどの様な苦労がありましたか?」 「日本/米国/ノルウェーの教育制度/研究システム/労働環境の違いは何ですか?」 「国際的なキャリアを目指す現役の大学生、大学院生は将来に向けて今何をしておいたら良いでしょうか?」 など多岐にわたる質問がありました。 また、日本、米国、ノルウェーとご活躍の齊藤先生をロールモデルとして東大女子学生、卒業生の多くが「国際的に活躍し、しかも充実した人生を送る」ようになるには、どのような社会や大学の体制や価値観作りが必要なのだろうか?という問題も提起されました。 最後に、津田敦執行役副学長(社会連携推進担当)が次の様に総括として挨拶をされて閉会となりました。「現在東大では、藤井総長の元でdiversificationが強調されており、女子学生、女性研究者の数を増やすなどの努力がなされています。そして女性の社会進出には日本社会の働き方(雇用体制)全般の改革が必要なのではないかと言われています。本日は、このような貴重な課題を皆さまと一緒に議論・検討することができ、大変感謝しています。」 <講演要旨> 講演者は生物学分野の研究者として、日本で博士号を取得後、米国で博士研究員として勤務し、2020年にノルウェーで自身の研究室をオープンしました。ノルウェーでは、研究者人口が少ないながらも質の高い研究が行われています。また、多様性の推進・ワークライフバランス・学生や研究者の権利などについても学ぶことが多くあります。本講演では、日本・
古井貞熙教授の講演と懇親会: 「AI時代の大学と社会—アメリカでの学長経験から」

10月9日に東工大名誉教授・栄誉教授、国立情報学研究所・研究総主幹でおられる古井貞熙氏(東大OB) を囲む講演・懇親会が開催されました。主催はさつき会アメリカ、シカゴ赤門会、東大友の会、そして共催はニューヨーク銀杏会、SF赤門会、FUTI Alumni Associationでした。アメリカ、日本から様々なバックグラウンドを持つ30余名が参加して、大盛況でした。 国際的に著名な音声認識研究者でおられる古井先生は、2013から2019年の間TTIC(Toyota Technological Institute at Chicago)の学長を務められました。今回のご講演では、最近出版された著書、『AI時代の大学と社会—アメリカでの学長経験から』を中心に、国際化を目指している日本の大学や社会がこれからのAI時代にどう対処するべきか、そして何が出来るのかをスライドを用いてご自身の学長経験に基づいたお話をして下さいました。ご講演の内容は、「評価、専門性、自律性」の3つのキーワードを中心に多岐に渡り、TTIC設立の理念と紹介、アメリカの大学の博士課程、アメリカの大学運営と組織、日本の大学改革、AIのこれからの進歩と社会等について語られました。 参加者の多くが深い関心を持ち、また期待している「これからの日本の大学教育」については、以下のように述べられました。 講演に続いた質疑応答では、東大藤井総長、津田副学長をはじめとして日本、アメリカ(Princeton, Yale, Columbia, State University of NY at Stony Brook 等)で大学教育の運営に直接経験のある方々が多数参加されたこともあり, 内容の深い質問・意見交換が行われました。制限時間を超える程の活発かつ興味深い質疑応答が続きました。以下はその一部です。 (参加者)最近ノーベル賞を受賞された真鍋先生の例等を始めとして、世界で活躍している日本で教育を受けた方々は結構多いが、逆に世界から日本へ行きたいという学生等の要望は未だに多くはないのが現状です。日本の強みがあり、世界からの魅力的であるハードウェアを共同で作るというようなことが、先ずは良いかもしれないと思います。 (古井)やはり日本の特定の先生の所で研究がしたいというような、人的な関心と認識がもっと増えることが必要です。日本の研究者
ソニー・エレクトロニクス・インク(米国法人)元社長、ソニー・ユニバ ーシティ元学長の青木昭明氏を偲んで

ソニー・エレクトロニクス・インク(米国)元社長、ソニー・ユニバーシティ元学長、東大友の会の支援者、青木昭明様が去る8月10日、膵臓がんのため死去されました。享年79歳。 青木氏は東京都出身、1960 年日比谷高校卒業、1964 年東京大学物理工学科を卒業後、直ちに米国ノースウエスタン大学大学院に留学され、1969 年材料科学科で Ph.D.を取得、1970年ソニー株式会社に入社。研究及びマネージメントで要職を務め、1988 年 R&D 戦略グループ本部長、1989 年取締役、1990 年記録メディア事業 本部長、1996 年常務取締役、1997 年執行役員上席常務、1998 年-2000 年、ソニー・ エレクトロニクス・インク(米国法人)社長兼 COO、2003 年、ソニー株式会社業務執 行役員専務に任命されるなど、目覚ましいスピードで昇進され、特に半導体分野を中心とす るビジネスで精力的に活躍されました。更に2005 年-2015 年、ソニーユニバーシティ学長、2008 年-2009 年、財団法人ソニー教育財団副理事長、2006 年-2014 年、マイクロン・テクノロジー・インク(米国法人)社外取締役、 2007 年-2015 年、シチズン・ホールディングス(株)社外取締役、 2011 年-2014 年、マイクロジャパン(株)代表取締役、2014 年-2017 年、アンリツ(株)社取締役など、大学教育やソニー以外の会社の運営にも携わり、母校である米国ノースウェタ ン大学の Kellogg School of Managementのアドバイサリーボードメンバー、日本工学 アカデミー会員、IEEE(米国電気電子工学学会)の終身フェローでもあられました。 青木氏は「東大友の会」を長年支援され, ニューズレター第 10 号(2014 年春)の 「寄付者メッセージ」の欄で「人生を振り返ってみて、『若い時に異文化に触れるこ と』が如何に大切かを痛感している。自分の留学経験から、東大の学生に米国への留学 を、米国の学生に東大への留学を是非とも勧めたい。…ソニーに入社して 2 度にわたり米国に赴任し、グローバルに活躍できたのは留学経験によるところが大きい。 …. 大学院時代に培った米国での人脈、また米国で知り合った日本人の人脈の双方に より、ビジネスを進める多くの局面で
理事、役員、諮問委員及びスカラシップ委員等の任命

9月25日に開かれた2021年度理事会では 、出席理事からの立候補・推薦があり、慎重に協議した結果、全員一致をもって次の通り、理事、役員、委員が任命された。任期は2021年度年次理事会決議に始まり、2022年度年次理事会までの一年とする。 なお、被選定者は全員が就任を承諾した。 理事 尾島巌 (理事長)、桑間雄一郎 (副理事長)、武神淳之 (副理事長)、伊藤隆敏、 小出昌平、桜井信子、 津田敦、松下重悳、ギータ・メータ 役員 尾島巌 (プレジデント、CEO)、桑間雄一郎(バイス・プレジデント、財務担当)、武神淳之 (バイス・プレジデント、総務担当)大迫政子(書記,事務局長)、藤崎哲之助 (会計)、伊喜利佳業、(法務担当オフィサー) 名誉理事長 桝田淳二、小林久志、山田雅章 名誉理事 小宮山宏 諮問委員 山田雅章 (委員長)、伊喜利佳業、岡本康夫、 コー・ヤン・タン(董 克勇)、小林久志、河本雄、 小出明子、小出昌平、鈴木由利子、浜田宏一、古井貞熙、藤崎哲之助、エリカ・ホワイト 諮問委員(Ex officio) 佐藤公一、小出明子、長谷川泰、山口勝之 スカラシップ委員 松下重悳(委員長)、桜井信子(副委員長)、小出昌平、大迫政子、尾島厳、 武神淳二、山田雅章 注:理事の担当分野は以下の通り。 伊藤隆敏、小出昌平:大学関連担当理事 桑間雄一郎: 財務担当理事 武神淳之:総務担当理事 松下重悳: 奨学金プログラム担当理事 ギータ・メータ: International Alumni Programs担当理事 津田敦:東京大学代表