理事会の年次総会開催される

理事会、9月19日(土)、午前10時-午後1時

BoardMeeting出席者:【理事】 小林久志 伊藤澄子 桑間雄一郎 浜田宏一 古谷 研 松下重悳 山田雅章(7名)

【その他】 大迫政子 小林秀太 田村史子(3名)

東大友の会(FUTI)理事会の年次総会が2015年9月19日(土)の午前10時より東大ニューヨークオフィスで開催された。

小林久志理事長の歓迎の挨拶に引き続き、小林秀太総務担当が2014年9月28日と2015年3月10日に行なわれた理事会の議事録の原案を提出し理事会の承認を得た。

古谷 研東大理事・副学長が東京大学に関する多岐にわたる課題と現状について説明された。五神 真総長(東京大学第30代目の総長)の所信表明や2015学年度から開始したの新事暦、大学のグローバル化活動に向けての学術交流プログラムや東大の海外オフィス、グローバル・キャンパス・モデル構築(スライド「UTokyo Today」を参考)について報告された。

桑間雄一郎財務担当理事は田村史子氏と共に2014/15会計年度の予算結果を報告した。今会計年度の資料に基づく説明があり、財務諸表のドラフトなどが理事会に提出された。分析の要約は下記の通りになる:

  • 個人からの寄付総額は2014/15会計年度に行われた寛大な個人寄付二件、3万ドルおよび2万ドルのため、2013/14会計年度の56,660ドルから2014/15会計年度の93,830ドルへと増加した。
  • シンテック信託資金からの収入が2013/14会計年度の52,956ドルから2014/15会計年度の22,642ドルへと減収したにも拘らず寄付収入総額は2013/14会計年度の109,906 ドルから2014/15会計年度の116,886ドルへと増加した。支出総額は2013/14会計年度の107,537ドルから2014/15会計年度の$100,283へと減少した。資本金はFY13/14からFY14/15の間で173.938ドルから191,147 ドルへと変わった。
  • 桑間財務担当理事は2015年現在、シンテック信託とFUTIが5年契約を更新したと述べた。

予算報告と分析は理事会の承認を得た。

山田雅章博士・大学担当理事、が2015年のFUTI研究助成金と奨学金について概略を述べた。FUTI奨学金とFUTI研究助成金で支援するカブリ数物連携宇宙研究機構(KAVLI-IPMU)プログラムとコロンビア―東大合同講義プログラムも課題に含められていた。

  • FUTIの奨学金プログラムは着実に発展し、グローバル・リーダー育成のために年間20名以上の優秀な東大と米国大学の学生を支援することができた。
  • FUTIの研究助成金は東大の学生や若い研究者と一流大学の共同研究を支援し続けている。
  • 適切な予算、支援を理学外に拡大するか、奨学生採用過程のタイミング、東大生の間でFUTIへの認知度をあげる

FUTI研究助成金を理学以外に広げる案に対して全体的に同意した。

山田理事は新しい長期滞在と交流を援助する奨学金の提案について報告した。詳細は午後の理事会と諮問委員会の合同会議のときに発表された。

総括論議:

  • 日本での銀行口座を開設する活動は日本の銀行からFUTIの事業認可書の原資料を求められた理由で先延ばしになってしまった。財務担当理事が郵送で資料を日本の銀行に送る。松下重悳氏が口座の現地代表となる。
  • 法人の主要住所が2015年9月19日現在、30 West Street #24A, New York, NY 10004-3059から115 East 34th Street,#416, New York, NY 10156へと変わった。
  • ニューヨークでのFUTI講演シリーズを東大ニューヨークオフィスで行う予定を発表。

理事、役員、諮問委員メンバーとScholarship委員会などの立候補

総会役員選挙の結果を受けて、改めてFUTIの代表理事を選定したい旨を述べ、役員の互選を行ったところ、出席理事からの立候補・推薦があり、慎重に協議した結果、全員一致を持って次のとおりとした。

なお,被選定者は,席上その就任を承諾した。

理事長・大学担当理事山田雅章
副理事長・財務担当理事桑間雄一郎
総務担当小林秀太
理事伊藤澄子 桑間雄一郎 浜田宏一 古谷 研 松下重悳 山田雅章(6名)
名誉理事長小林久志
諮問委員長小林久志
諮問委員岡本康夫 ギータ・メータ 岸岡駿一郎 コー・ヤン・タン(董 克勇) 桜井信子 杉浦康之 高橋規 田村史子(8名)
Scholarship委員長松下重悳
Scholarship委員大迫政子 小林久志 桜井信子 山田雅章(4名)
事務局長大迫政子

理事・諮問委員会、9月19日(土)、午後1時-午後5時

出席者:【理事】 山田雅章 伊藤澄子 桑間雄一郎 小林久志 浜田宏一 古谷 研 松下重悳(7名)

【諮問委員】 ギータ・メータ 岸岡駿一郎 桜井信子 田村史子(4名)

【その他】 大迫政子 小林秀太(2名)

FUTI奨学受賞者の経験についての報告

昼食中、大迫政子氏が「FUTI奨学受賞者のレポート」と題したスライド・プレゼンテーションを行った。2014年の国際交流課アンケートを説明し68%の東大生が「FUTIの存在を知らなかった」と答え、59%が「入賞の見込みが薄いと思った」と答えたと報告した。

第一の問題について大迫氏は積極的な宣伝活動を行うことを提案した(東大教員への直接郵送も含めて)。第二の問題に関してはFUTI奨学金はTOEFLなどの英語能力テストについて、申請者の希望プログラムに最低必要点数があってもFUTIでは最低必要点数がないことを説明した。また「グローバル・リーダーの育成」という目的の視点で採用基準の成績点数にかける重みを再検討する必要があると示した。理事の意見では「人間力」をプログラムによって採用基準に入れる必要性もあると述べた。

合同会議の大部分は午前の理事会で発表された古谷 研、山田雅章、桑間雄一郎と田村史子の報告を諮問委員に説明した。その後、多くの時間は新しい長期奨学プログラムの提案について討議した。プログラムの暫定的な概要は下記のようになる:

  1. 目標:奨学金を主に1)米国大学で勉学をする東大生、と2)東大で勉学をするアメリカ大学生
    1. 学部と大学院学位の長期勉学
    2. 学生・博士課程後の長期留学
    3. 旅費用の奨学
  2. 資金調達先の提案:
    1. スポンサーがFUTIに奨学金のため1) 毎年資金を与える
    2. 奨学金に含まれているのは:
    • 月割経費
    • 授業料(大学直接支払いも可能)
    • 旅費
  1. 全分野を含める
    • 自然科学、工学、社会科学
    • 芸術・人文学、法学、経済学など
  1. 期間:
    • 基本的に2年以下、例外も可能
  1. 申請の条件
  2. FUTIでの選択基準

更なる詳細は後日スポンサーとの協議で確定する。

続いて参加者は東大同窓会との関係や2015-16年の講演シリーズのことなどFUTIに関する様々な課題について話し合った。

総会は午後5時に閉会となった。


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