ミクシィ創業者の笠原氏より東大友の会に大きな寄付

東大友の会は、この度、東京在住の笠原健治氏から多額の寄付を受領いたしました。このような朗報をお伝えできるのは、喜ばしい限りです。金額は公表されておりませんが、寄付金は、2015-2016年度の奨学金、夏のインターンシップ、研究費の拡大といった使途に充てられる予定です。

笠原氏は、日本でソーシャル•ネットワーキング•サービスを提供するミクシィの創業者であり、東大の卒業生です。今回の寄付の趣旨について笠原氏は、「冒険精神にあふれ、グローバルな協同事業に熱意を燃やす若い世代の人たちに対して、何か将来の様々な可能性を提供するようなことになれば、と思っています」と説明しています。

「起業家として」とさらに続けて、1998年卒の笠原氏は、「普通と違うことをすることが如何に大切であるかは、いくら強調しても強調し尽くせません。インターンシップであれ、研究であれ、交換留学であれ、東大友の会がこの寄付金を活用して提供するプログラムによって、より多くの学生がまたとない経験を積み、新しい世界に目を開くことができれば、と思っています。」と述べています。

東大友の会が主催するグローバル•リーダーシップ•アワード(GLA)は2010年の創設時から約70人の学生を世界に送り出してきました。

「夏のインターンシップは今年で6年目に入ります。」と東大友の会の前理事長、小林久志氏は語り、「これまで、同窓生のみならず、同窓生でない方からも寛大な寄付を賜り、我々は、東大コミュニティに関わる教育と研究の質の向上を目指して、活動を続けてくることができました。資金提供による支援は、ボランティアという時間提供の支援とともに、私たち東大友の会のミッションを達成するためには欠かせないものであります。」と述べています。

寄付金募集のキャンペーンの一環として、東大友の会は様々な個人や団体から幅広く支援を得ることにより、支援母体の多様化を図っています。


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