Go Global 東大留学フェア2016が開催

RyuugakuFair15月27日(金)及び28日(土)の2日間、駒場キャンパスにおいて「Go Global 東大留学フェア2016」が開催されました。留学フェアは、東大の学生に海外留学・異文化体験の意義や重要性を伝えることで海外留学を早期に動機づけ、学部の早い段階で海外留学を計画できるよう支援することを目的としています。2011年以降毎年開催され、今年で6回目の開催となりました。

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初日の全体説明会には約450の学生、2日目の個別相談会には東大内の各部署・外国政府関係機関・海外大学・国内外のNGO/NPOがブースを出展し、約300の学生が参加しました。

全体説明会は園田茂人国際本部副本部長のご挨拶の後、ゲストスピーカーの藤森義明氏(株式会社LIXILグループ取締役代表執行役社長兼CEO)から、留学経験が人生・キャリアにどのような影響を与えたかをご自身の経験を基に紹介する講演が行なわれました。また、留学等経験学生によるトークセッションも行われました。

2日目の個別相談会には、FUTIを含めた26の団体がブースを出展し、来場者の質問や相談に答えました。個別相談会では初の試みとして、参加機関によるプレゼンテーションも行われました。2日目は土曜日だったこともあり学生の保護者も多く来場し、留学フェアは盛況のうちに終了しました。

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FUTIのブース・プレゼンテーションには4時間半の間に延べ約60名の学生が訪れ、FUTIの松下重悳理事、渉外本部の佐藤淳特任専門員、三留智人係員が対応しました。

学生には、親身に支援してくださるアメリカ在住の卒業生と関係を築けるという点、留学先を自由に選べるという点が、他の団体の奨学金にはない「経済的支援にプラスαの利点」として魅力的に映っていたようです。

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また、学事暦の変更によりサマープログラムへ参加しづらくなっていた学生にとっては、今年度からスタートした米国伊藤財団-FUTI奨学金による長期留学の支援が、アメリカ留学への新しい選択肢として大変魅力的だったようです。

学生たちからは、「FUTIの奨学金はその他の奨学金に比べて金額が充実しているので検討してみる」、「選考基準は何か?」、「競争率は厳しいのか?」などの感想や質問が寄せられていました。

訪れた学生の8割以上が前期教養課程(1、2年生)に在籍する駒場キャンパスの学生であり、「急速に進むグローバル化に対応し、なるべく多くの学生に海外経験をさせよう」という東大の方針が浸透し、高い意欲を持った学生が増加してきていることが感じられました。

2日目にブースを出展した26団体は下記の通り。

  • 文部科学省
  • 日本学生支援機構
  • 外務省国際機関人事センター
  • フルブライト・ジャパン(日米教育委員会)
  • ブリティッシュ・カウンシル
  • 中国大使館
  • スイス大使館
  • ドイツ学術交流会
  • カナダ アルバータ州事務所
  • Friends of UTokyo, Inc.
  • Campus France
  • アイセック東京大学委員会
  • UTOSAC (Overseas Study Advisory Comunity)/卒業生室
  • 国際教育交換協議会(CIEE)日本代表部
  • NICE(日本国際ワークキャンプセンター)
  • VIAスタンフォードプログラム
  • スタディアブロードファウンデーション
  • 日本百賢アジア研究院
  • ウプサラ大学
  • 東京大学北京代表所
  • 東京大学インド事務所
  • 東京大学グローバリゼーションオフィス
  • 東京大学大学院情報理工学系研究科
  • 東京大学学生支援課体験活動推進チーム
  • 東京大学グローバルリーダー育成プログラム推進室
  • 東京大学国際交流課・Go Global海外留学情報室

執筆:東大渉外本部 三留智人


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