理事会4月21日に開催される

FUTIの理事会が4月21日電話会議にて行なわれ、小林理事長が議長を勤めた。議事の冒頭に新しく東大渉外本部長に就任した山路一隆氏の紹介があった。同氏はこれまで、渉外本部の卒業生室長であった。

FUTI総務担当の小林秀太氏が2013年9月21日に開催された年次総会での議事録を報告し、その承認のあと、桑間雄一郎財務担当理事が2013-2014会計年度の募金活動の現況を報告した(関連記事参照)。引き続き、山田雅章大学関係担当理事が今年の夏季奨学金授賞者の選考結果を報告した(関連記事参照)。

続いて、FUTIのフェイスブック。(www.facebook.com/foti2008)がより多くの人達から使われる魅力あるものにしなければならいとの提言がFUTIスタッフの大迫政子氏よりあった。FUTIのサイバー・コミュニテイをもっと大きく活発にするための具体策を作成する研究会を作ることが提唱され、小林理事長から大迫氏に、松下重悳氏、Ms. Amy Vaida(FUTIウェブマスター)、 山路氏等を加えた研究会の結成の要請があった。

小林理事長は最近ある会社からFUTIのウェブサイトに広告を載せたいとの問い合わせがあり、新規の収入源として、ウェブサイトへの広告掲載の是非を検討する価値があるか否か思案中であると報告した。(会議の後、松下氏が小林氏の提案を支持し、その実現方法を幾つか提案するメモを提出した。Vaida氏はウェブサイトに広告を掲載することになれば、検索エンジン最適化(SEO)等の手法を実装するには、現在のウェブサイトを改修する必要があると感想を述べた)。

小林理事長は日本国内の銀行にFUTIの口座を開設できれば、日本国内の寄付者にとっては便利になると発言した。一部の参加者からは日本国内の銀行は、国外に籍を置く組織を顧客として受け入れることを最近益々敬遠していると悲観的な反応があった。口座開設の可能性について、山路・吉田両氏に援助してもらい、小林理事長は更に検討する予定である。

最後に、最重要課題として、FUTIの新名称に関しての議論がなされた。多くの理事はTodaiの代わりに UTokyoを使用する(例えばFriends of UTokyo)等の名称を支持する意向を示したが、小林理事長は「FUTIの大切な支持者の中には長年親しんできたTodaiを捨てることに強く異を唱えている人達もいるのだから、そう簡単にUTokyoを我々の組織の新名称に採用すべきではない」と述べた。小林氏は東大キャンパス内でどの程度真剣に新名称UTokyoが採用されているか疑問に思っていると述べ、更に同氏は、昨年UTokyo が採用されるわずか数年前にTodaiがローマ字での正式略称として決定されたばかりだったと他の理事達に注意する発言をした。新名称“UTokyo” を発音した場合、必ずと言ってもよいほど、東京の有名なレストラン・チェーンの “New Tokyo”に聞き間違えられると、小林氏は付け加えた。投票で新名称を決める前にこの件は更に検討すべきとのことで理事会の意見は一致した。

会議後、山田理事が“Friends of UTokyo, Inc.: 東大友の会”という新名称の候補として提案した。小林理事長は この名前が、FUTIの強力な支持者からも認めてもらえるかどうか問い合わせ、その結果次第で、理事会で近いうちに結論を出したい意向である。

今年の年次総会は9月28日(日曜)にニューヨークダウンタウンのCommunity Exchange Resource (CRE)の会議室で行なわれる予定である。例年通り、諮問委員会のメンバーを加えた合同会議も行なわれる。


ニューズレター第10号の記事: