明日のグローバルリーダーを支援!

尾島 巌

理事長・CEO、東大友の会

東大友の会(FUTI)をご支援くださる皆様

皆様、ご健勝にてご活躍のことと推察申し上げます。今春は3年ぶりにCovid-19ウイルスのパンデミックから漸く脱出出来て通常の活動に戻りました。然しながら、ロシアによるウクライナ武力侵攻は続いていて、民主主義に基づく世界秩序を震撼させています。気がかりなインフレが続き、これを抑える為に米国では連邦銀行が急激な金利上げ政策をとっていますが、銀行倒産が起こり警鐘が鳴りました。その間に、気候変動は着々と進んでおり、天変地異が世界各国で起こっています。これら前例のない世界規模の危機に適切に対処するために明らかになった事は、政治、経済、科学、技術、芸術等、各分野におけるリーダーシップの決定的な重要性です。また、迅速な情報共有と国際協力が、今回のような危機を解決するのに必須であることも明らかです。この様な観点から、FUTIの使命である「豊富な知識を持つ有能な次世代リーダーの育成」が益々重要になって参りました。

FUTI も発足以来15年を超えますが、我々の活動の中心を占めるFUTI 奨学金に、毎年多額のご援助を頂き大変感謝致しております。ニューヨークを初め世界各地に東大卒業生の交流の場を提供する赤門会、銀杏会等のグループが結成されていますし、新装された東大NYオフィスは東大の重要な海外拠点です。FUTIは、この組織と協力しつつ 、一人でも多くの後輩が 将来、日本でまた世界でグローバルリーダーとなれるよう若い人材の育成を目指して活動しております。FUTIの組織、活動等に関しましてはどうぞ2022年次報告書をご覧下さい。

現在、2023年6月30日迄の春のキャンペーンの真っ只中にあります。皆様の更なるご支援を心からお願い申し上げます 。

オンラインまたは小切手郵送によるご寄付をご希望の方は、こちらをクリックください。寄付申込書にどのスカラシップ・プログラムへの御寄付かをご記入下されば幸甚に存じます。

東大友の会
理事長 尾島巖

武神 淳之

副理事長・業務担当理事

COO からのご挨拶

皆様の東大友の会への寄付は、その年の米国における連邦税算出時のAGI(Adjusted Gross Income)より控除可能である、と言う、米国における501(c)(3)認定された組織に係る税務上のメリットについてはご存じの方も多くいらっしゃるかと思います。では、日本ではどのようなメリットがあるかご存じでしょうか?

東大友の会への寄付は、残念ながら日本税法上のメリットはありませんが、実はその金額は、東京大学への寄付としても承認され、寄付者の名の元で生涯にわたり累積カウントされるのです。これは、東大友の会が東京大学からは完全に独立した組織であるものの、その関連非営利団体として認知されている為であり、東京大学と同じロゴをホームページ等に利用できているのもその為です。

東京大学の寄付者に対する特典としては、特別セミナーや活動報告会へのご招待や寄付金額に応じた称号の授与等があります。更に、累積で30万円以上ご寄付を頂いた方には、安田講堂にて寄付者の名の入った銘板を掲示しております。また、累積で500万円以上ご寄付を頂いた方については、紺綬褒章の推薦もしております。私も、日本に一時帰国した際、安田講堂で自分の名の入った銘板を発見し、記念撮影した経験がございます。“安田講堂に名を残した”と、究極の自己満足の瞬間でした。

詳しくは、東大友の会のホームページ上の寄付のページにある、東京大学基金へのリンクをご参照頂ければ幸甚です。

武神淳之
副理事長・業務担当理事

明日のグローバルリーダーを支援!

Jonas Hansen | ジョナス・ハンセン

ハーバード大学、学部3年
工学物理とコンピューターサイエンス

2022 FUTI Global Leadership Award Recipient
UTokyo International Research Center for Neurointelligence (IRCN)

今IRCNでの研究を振り返ってみますと、すごく満足できる今までで最高のインターンシップの経験だったと思います。研究はとても楽しく刺激的で興味深かった上、創造的に物事を考えること、 過去の知識や経験を完全に新たな観点/視点から使うことが要求されるなど、良いチャレンジでもありました。私にとってユニークでオリジナルだったこの経験はとても斬新で、まさか学部学生のうちにこれほどの事を達成できる機会に恵まれるとは思いませんでした。この素晴らしい経験を基に将来また東大に戻って工学とロボット分野で世界的に著名な研究者と共に充実した研究を追求したいと思います。

Mariko Kanegae | 鐘ヶ江真理子

東京大学、医学5年

2022 FUTI Global Leadership Award Recipient
Johns Hopkins University School of Medicine
Visiting Medical Student Elective

今回のジョンズ・ホプキンス大学医学部での実習では、日本と比較して学生実習の範囲が広く、学生の自主性が求められていることを強く実感しました。新しい患者さんの診察を自分で、または先生と一緒に行った後、What do you think?と私個人の意見が訊かれることが多くありました。プレゼンテーションの際もそうですが、自発的にアセスメントやプランを考える機会が多く、実際に担当医の立場に立って考える現実的な良い訓練になりました。今回の実習を支援してくださったFUTI、東大医学部国際交流室の皆様奨学金応募準備にあたって相談に丁寧に乗ってくださった諸先生、先輩、ご協力いただいた皆様に感謝申し上げます。

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