Category: Recipient Reports

Visiting Scholar at Georgia Institute of Technology

By Ryo Minematsu 東京大学 工学系研究科 航空宇宙工学専攻 博士課程に在学する,峯松 涼と申します.私は2024年4月からVisiting ScholarとしてGeorgia Institute of Technologyに滞在しています.10月までの滞在予定で,本レポートでは最初の3か月についてご報告します. 研究面について 私は人工衛星の推進機に関する研究を東大でもそしてGeorgia Techでも行っている.研究対象の推進機は電気推進機という分野で,プラズマを放出することで推力を得る.推進機の性能改善に向け,日本では実験によるプラズマ物理解明に取り組んできた.Georgia Techでは別のアプローチとして,シミュレーションを用いた研究を行っている.異なるアプローチをとることでよりプラズマの挙動を深く理解することができるとともに,今まで気が付かなかったプラズマに対するものの見方を獲得することができている.今後Georgia Techで実験を行い,シミュレーションのバリデーションもとる予定である.本研究成果は今年の秋にアメリカで開催される学会で発表する予定である. 写真は我々の研究室が所有する実験室や学生居室のある建物である.航空宇宙専攻にしては珍しく非常に新しい建物であり,建物内部は快適である.学生居室は他の研究室と同じ空間にあり,非常にオープンな雰囲気がある. 休日の過ごし方 写真はラボメイトとアトランタにあるストーンマウンテンという山に登ったときの様子である.大学近くは高層ビルが立ち並び都市の雰囲気が強いが,車ですぐのところには雄大な自然があり,暮らしていて飽きない.ただ,公共交通機関の治安はあまりよくなく,自家用車での移動が通常である.私は車を持っていないので,車を持つ友人に頼んでいろいろと連れて行ってもらっている. アトランタは韓国出身の方が多く,たくさんの知り合いができた.お互いがお互いの文化(日本でいう漫画,韓国で言うK-pop)をよく知っていることもあり,一緒にいて過ごしやすい.一方で日本人の学生も大学に一定数おり,先日は日本人プレーヤーを応援しにメジャーリーグ観戦に一緒に行った.写真はその時の様子.試合開始1時間前に行くも,サインをもらうことはできなかった.9月には大谷翔平がアトランタに来る予定なので,ぜひまたみんなで観戦に行きたい. 謝辞 Ito Foundation USA,Hsun Kwei & Aiko Takizawa ChouならびにFriends of UTokyo, Inc. には,本滞在を支援していただき,心より感謝申し上げます.

Final Spring Report

By Yechan Park As the spring of 2024 concludes, I am delighted to share the final reflections on my first year at Harvard as a predoctoral research fellow. This transformative journey, generously supported by FUTI, has been an enriching blend of academic advancement and personal growth.  Life in Cambridge Life in Cambridge has been a…
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Swarthmore

By Masaki Fujishiro The one year of studying abroad at Swarthmore was such a fulfilling and unforgettable experience. The past two semesters flew by at the fastest speed I have ever felt in my life; I still cannot believe it is already over. Despite thousands of regrets during this journey, overall, I doubt I could…
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FUTI final report

By Fumiya Uchikoshi I submitted my interim report in January. Since then, I submitted my dissertation, applied for an OPT (optional practical training) for my postdoc at Harvard, graduated, and moved. The dissertation process was straightforward. It was partly because I had completed two of my three chapters, one of which had already been published.…
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UTRIP

By Maria Lewis Hello! My name is Maria Lewis and I’m a junior at Johns Hopkins University studying neuroscience and psychology on the pre-med path. I’m originally from St. Paul, MN in the US, but thanks to the gracious support of the Friends of UTokyo, I had the privilege this summer of being a part…
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UTRIP

By Jeremiah Hugo Four years ago, I started learning Japanese. It was fun to have a new activity aside from schoolwork, but I had to put it on hold, as college was imminent. And it didn’t help that the world wasn’t going to open up anytime soon, so when was I ever going to use…
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Harvard Summer School

By Bingxi Hu Attending Harvard Summer School was an incredibly thrilling experience. Over the course of just three weeks, I gained knowledge and experiences that go far beyond what a typical classroom could offer. I was exposed to a diverse culture, made new friends from various countries, and expanded my worldview. I am deeply grateful…
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Dr. Yosuke Aoki’s Lab at the Earthquake Research Institute

By Joyce Goh Over this past summer, I had the honor of being a summer research intern under Dr. Yosuke Aoki’s mentorship at the Earthquake Research Institute. This experience was one of the most enriching undergraduate experiences I’ve had, not just because of the knowledge and technical skills I gained, but also the cultural exchange…
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Summer at Harvard

by Kenji Takahashi はじめに 2024年の6月から7月にわたって、Friends of UTokyo, Inc.様、およびGLP-GEfIL様の支援のもと、ハーバードサマースクールにて中国政治の授業を受講する機会をいただきました。本レポートでは、サマースクールでの授業・居住環境・課外活動などについてご報告いたします。 動機 私がハーバードサマースクールに参加すること、および中国政治について学ぶことに決めた背景には、「中国共産党の政治指針について、日本以外の視点から学びたい」「コンフォートゾーンから抜け出して自らを鍛えたい」という2つの思いがありました。日本の大学で中国政治史を学ぶ中で、自らの視点に偏りがあること、大学生活に慣れる中で緊張感がなくなっていることに危機感を覚え、それらを解決すべくサマースクールに応募しました。 授業 私が受講したのは David Rezvani教授による “Power and Politics of Greater China”の授業。中国の対外・対内政治のポリシーの変遷について、予習として課された論文の理解、クラス内での発展的な議論を通じて学びを深めるというものでした。学生9人教員1人という小所帯ながら、様々なバックグラウンドを持つ学生が集まっており、中国の経済成長モデルや外交姿勢、社会信用システムに至るまで幅広いトピックについて活発な議論が繰り広げられていました。特に印象的だったのが、台湾併合についての議論。台湾人のfundamental rights として民主主義は守られるべきだという主張に対し、中国人の学生が「なぜ国際社会は中国の国内政治に介入するのか」という疑問を投げかける場面があり、視点の違いを肌で感じるとともに、国際的なクラスルームで学ぶ醍醐味を強く実感しました。 課題 一学期分の学習内容を3週間に落とし込んだカリキュラであるだけに、毎日課される論文通読のほか、Final Paperを含む定期的なアサインメント、中間考査に期末考査と、常に何かしらの締切に追われているような毎日でした。友人たちと自習室に篭ったり、共同でまとめノートを作ってテストを乗り越えたりしたことは、今振り返ってみると良い思い出です。 居住環境 私が割り当てられた部屋はClaverly Hallという130年以上の歴史を持つ寮の一人部屋でした。内装は2019年にリノベートされており、とても綺麗で快適な空間になっておりました。 食事は寮から徒歩8分ほどの場所にあるAnnenberg Hallという場所でビュッフェスタイルで提供されており、期間中食事に困ることは全くありませんでした。課外活動 勉強の合間を縫って、友人たちと独立記念日に花火を見に行ったほか、ボストン市内を観光したり、みんなで隣の州に足を伸ばして遊園地に行ったりしました。 最後に この度のサマースクールは、学習面その他において見聞を広め、さらに自らの現時点での実力を測ることができる素晴らしい経験となりました。このような貴重な経験をさせてくださったFriends of UTokyo, Inc. の皆様、GLP-GEfILの皆様方に、改めて心より感謝申し上げます。

Elective Clerkship at Johns Hopkins University

by Kota Sueo This summer, thanks to the generous support from Friends of UTokyo, Inc., I had the incredible opportunity to participate in a three-month elective clerkship program at Johns Hopkins University. My clerkship comprised two segments: a clinical rotation in the Department of Cardiology and a research rotation at the Schizophrenia Center. Both experiences…
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