Friends of UTokyo の皆様
2013年も残す所、一ヶ月余りになり、何かとお忙しくお過ごしのことと思いますが、ご健勝にてご活躍のことと思います。
世界経済の今後の見通しは予断を許しませんが、日本はやっとデフレ経済から脱却し、FUTI理事の浜田宏一イェール大学名誉教授が政府参与として推進しておられるアベノミクスの効果が期待されます。2020年の東京オリンピック開催決定を機に日本社会も明るさと活力を取り戻しつつあると感ずる今日この頃です。
さて2012-2013年度のキャンペーンはニューズレター第8号にもご報告いたしましたように前年度同様、成功裡に終わりました。ご寄付を賜りました皆様方と米国シンテック社に厚く御礼申し上げます。皆様からの暖かいご支援のお陰で、2013年夏は8人の東大生をアメリカの大学での夏季講座や英語研修講座に、10人の米国大学生を東大での夏季講座や研究実習に送り込むことが出来ました。その学生達のレポートの抜粋を本号に掲載しております。皆様からのご寄付のお陰で、明日の日米のリーダーになる若者が貴重な刺激を得、素晴らしい体験をしたことを読み取っていただけると思います。
研究助成の面では、東大カブリ数物連携宇宙研究機構とカリフォルニア大学バークレー校との若手研究者の交流、東大とコロンビア大学の凝縮物質物理の分野での共同教育プログラムを引き続き支援し、グローバルな視野と実力をもつ研究者の育成に貢献したいと思います。
2009-2010年度にサマースカラシップと研究助成プログラムを開始して以来、私共の募金活動も5年目に入ります。東京大学の国際化の努力も一段と進展し、海外留学プログラムの種類や人数も増加し、Friends of UTokyoの支援に寄せる期待も大きくなりつつあります。皆様の更なるご支援をお願い致します。
ご寄付用紙http://docs.friendsofutokyo.org/DonationForms/FUTI_DonationByMailForm.pdfを記入していただき、小切手を送っていただくか、https://www.todaitomonokai.org/?page_id=554 をクリックしていただき、クレジット・カードにて支払うオンライン・システムをご利用していただくのが、最も容易でお勧めできる方法と思います。 更に、本号の関連記事やウェブサイトでご案内しますように(https://www.todaitomonokai.org/?page_id=437)、有価証券やIRA口座をお持ちのかたは、現金によるご寄付以上に税金上の得点が考得られる場合もありますので是非ご検討下さい。
では、皆様からの幅広い、暖かなご支援を期待しております。
FUTI 理事長 小林 久志
財務担当理事 桑間雄一郎