東大友の会の諮問委員、尾島 巌 教授、アメリカ化学会のエルネスト・ギュンター賞を受賞

東大友の会の諮問委員であるニューヨーク州立大学ストーニーブルック校のUniversity Distinguished Professor、尾島 巌博士、が米国化学会(American Chemical Society 又はACS)の名誉ある2019エルネスト・ギュンター賞(Ernest Guenther Award)を受賞されました。ギュンター賞は天然物の化学合成、構造解明と分析で最も顕著な業績を残した化学者に贈られます。過去の受賞者には北里研究所の大村智教授などノーベル賞受賞者が5人も含まれ、天然物化学で世界的に最も権威ある賞です。尾島教授は医学、化学生物学、医薬化学、合成方法論と天然物化学の境界領域での制癌剤タキソールとタキサン系ジテルペンに関する先導的な研究を評価されての受賞となりました。授賞式は2019年4月2日フロリダ州のオーランドで開催された第257回米国化学会総会で盛大に行われました。同会では受賞講演と記念シンポジウムも開催され、尾島教授に同賞の記念メダルが授与されました。(詳細はこちらhttps://news.stonybrook.edu/facultystaff/iwao-ojima-receives-ernest-guenther-award-in-chemistry/.)

受賞講演と記念シンポジウムで記念メダルの贈呈:尾島 巌 博士とACS贈呈者(右)
米国化学会総会での授賞式:尾島 巌 博士とACS会長(左)とACS贈呈者(右)