「Go Global 留学フェァ」駒場で開催される

GoGlobal15月29日(木)及び30日(金)の2日間、駒場キャンパスにおいて「Go Global 東大留学フェア2014」が開催された。留学フェアは、東大の学生に海外留学・異文化体験の意義や重要性を伝え、海外留学に対する早期の動機づけと、学部の早い段階で海外留学を計画できるよう支援することを目的として、2011年以来毎年開催され今年は4回目である。

初日の全体説明会には約560名、教養学部、国際部、外国政府関係機関、国内外のNGO/NPOの担当者が一堂に会する二日目の個別相談会には約320名の学生が参加した。去年の全体説明会参加者約450人、個別相談参加者300人に比べ大幅に増加した。

GoGlobal2全体説明会は江川雅子理事の挨拶に始まり、山田善久氏(楽天株式会社代表取締役副社長)と石井てる美氏(株式会社ワタナベエンターテイメント所属お笑い芸人)(共に東大卒業生)をゲストスピーカーに招き、「留学とキャリア」、「グローバル人材」等をキーワードに講演が行なわれた。個別相談会には、FUTIを含めた32の団体がブースを出展し、来場者の質問や相談に答えた。

GoGlobal3FUTIブースには3時間半の間に30名が訪れ、本郷の渉外本部の手塚安澄係長と泉泰行氏が対応された。「今年は“短期留学でもいいから何か海外経験をしてみよう”という1,2年生が多かったのが印象的でした」と手塚・泉両氏は語る。なるべく多くの学生に、短期留学、サマープログラムを含め、海外経験をさせようという東京大学の方針が学生にも浸透してきたようである。「FUTIのことを既に知っていたという学生も何人かおり、FUTIの存在感も出てきた印象がありました。“卒業生が中心にアメリカから支援する”という点が、他の団体の奨学金にはない“経済的支援にプラスαの利点”と感じている様子でした」と両氏は述べている。

GoGlobal4手塚・泉両氏はFUTIのブースを訪れた学生たちから「FUTIの奨学金はその他の奨学金に比べて金額が多そうなので検討してみる」「選考基準は?競争率は厳しいのか?」「FUTIは一年間の留学は援助してくれるか?」などの感想や質問を受けたと報告している。

二日目にブースを出展した32の団体は下記の通り。

出展団体のリスト

  • ブリティッシュカウンシル
  • カナダ大使館
  • オーストラリア大使館
  • Education USA/日米教育委員会(フルブライトジャパン)
  • フィンランドセンター
  • フランス政府留学局
  • ドイツ学術交流会(DAAD)
  • 中国大使館教育部
  • HSK日本実施委員会
  • 日本学生支援機構(JASSO)
  • Friends of UTokyo (FUTI)
  • VIA(Volunteers in Asia)
  • SAF; スタディ・アブロード・ファウンデーション
  • Infosys Limited, Japan
  • IAESTE
  • イントラックス
  • 特定非営利活動法人アイセック・ジャパン
  • 国際教育交換協議会(CIEE)日本代表部
  • 国際協力機構(JICA)
  • 国際ワークキャンプセンター(NICE)
  • 東京大学国際部
  • 東京大学 Go Global 海外留学情報室
  • 東京大学 学生支援課体験活動推進チーム
  • 東京大学 グローバルリーダー育成プログラム推進室
  • 東京大学 キャリアサポート室
  • 東京大学 教養学部グローバリゼーションオフィス(AIKOMプログラム)
  • 東京大学 教養学部
  • 東京大学 大学院理学系研究科・理学部
  • 東京大学 大学院工学系研究科・工学部 国際推進課
  • 東京大学 大学院情報理工学系研究科
  • 東京大学 インド事務所
  • 留学生・留学経験者との交流コーナー

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