2012年3月29日イェール大学において東大―イェール・イニシアティブ(TYI)による日米若手研究者ワークショップ “米国で日本を発見する:イェールと東大の学術交流の成果と将来(Discovering Japan in the United States: The fruits and the future of academic exchange at Yale and Todai)” がFriends of UTokyo、Inc. (FUTI)と日本学術振興会のインターナショナル・トレーニング・プログラム(ITP)の協賛で開催された。
ワークショップにおける議論は、東大からイェールに派遣されている2名と過去に派遣された4名と現在イェール大学で日本関連の研究をする6名、合計12名の若手研究者が「政治と社会」、「歴史」、「文化」の三つのパネルに分かれて行われた。若手研究者による報告は彼等の研究の実践と国際交流の経験とを関連づけて紹介する形で行われ、各パネルにおいてイェール側の教授が司会を行った。
ワークショップでのパネル討論の終了後、イェールにおける日本研究及び若手研究者の学術交流の在り方について、東大・イェール双方の教授陣による意見交換が円卓会議(ラウンドテーブル)形式で行われた。
円卓会議の進行係りをした東大の樋渡展洋教授は当ワークショップの意義について次のように語る。「このワークショップのおかげで東大とイェール大学との今後の研究・教育交流に関して貴重な意見を多数いただいた。特に若手研究者の育成に関して、両校間の教育派遣などへの支援が非常に大切であることを改めて認識させられた。若手研究者の育成を両校の研究交流活動に不可分の活動と位置づけることで今後の両校の協力関係を一層、拡大・発展させる可能性を見いだせて、とても有意義であった。
ワークショップの詳細については以下URL を参照されたい。http://todai-yale.jp/activities/news-events/post_18_jp.html
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