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6月5日に尾島巌教授が80歳の誕生日を迎えたことを記念して、尾島研究室研究員OBが2025年6月6日と7日の2日間、ニューヨーク州立大学ストーニーブルック校で「化学と生物学・医学の境界領域における研究イノベーションに関する2025年シンポジウム」を開催しました。

尾島巌博士は東京大学で理学士号、理学修士号、博士号(1973年)を取得。その後、相模化学研究所に入所し、1983年まで主任研究員を務めました。1983 年にニューヨーク州立大学ストーニーブルック校化学部に准教授として着任し、1984 年に教授、1991 年に特別教授、1995 年に卓越教授に昇進しました。1997年から2003年まで学科長を務めました。また、2003年からはケミカルバイオロジー・創薬研究所(ICB&DD)の創設ディレクターを務めています。2015 年より全米発明家アカデミーのニューヨーク州立大学ストーニーブルック校支部長も務めています。

抗がん剤や抗菌剤の発見と開発、標的ドラッグデリバリー、触媒的方法論、不斉合成など、有機合成化学、医薬品化学、ケミカルバイオロジーなど幅広い分野に研究領域を持ちます。受賞歴には、アーサー・C・コープ・スカラー賞(1994年)、E・B・ハーシュバーグ賞(2001年)、メディシナル・ケミストリー・ホール・オブ・フェイム(2006年)、アメリカ化学会フッ素化学賞(2013年)、アーネスト・ゲンター賞(2019年)、日本化学会賞(1999年)、ニューヨーク州立大学研究財団優秀発明家賞(2002年)、J. S.グッゲンハイム記念財団(1995年)、アメリカ科学振興協会(1997年)、ニューヨーク科学アカデミー(2000年)、アメリカ化学会(2010年)、全米発明家アカデミー(2014年)、ヨーロッパ科学アカデミー(2020年)のフェロー。

2024年12月までに145人の大学院生(博士号80人、修士号44人)、75人のポスドク研究員/フェロー、17人の客員研究員、130人の学部生研究生、84人の高校生夏期研究生(その多くがウェスチングハウス、インテル、リジェネロン、シーメンスなどの科学コンテストで最優秀賞を受賞)を指導。

シンポジウムの資料PDFはこちらからご覧いただけます