Low Fertility, Population Aging, and Gender Inequality in Japan: Would a “Revolution” be Possible in a Male-Dominated World?

This lecture will be in Japanese

プリンストン大学社会学部、博士課程在学中の打越さん(東大OB)を囲む講演・懇親会を企画致しました。打越さんは2016年の東大友の会の奨学生で、FUTIグローバルリーダーシップ賞も受賞されています。ヤングプロフェッショナルの将来性と熱気のある革新的な講演に皆様、是非御参加ください。お友達、ご家族の参加も大歓迎です。

打越さんには上記のテーマでお話いただきます。 非常にタイムリーなテーマであるため、 質疑応答の時間も十分に取ってございます。 講演とQ&Aの間に、少人数のグループに別れてディスカッションをする、Break-up session も予定しています。東大体験プログラムでNYを訪問中の学部生10名ほどが参加しますので、OB/OGの皆様との対話を楽しみにしています。

<アブストラクト>

本報告では、日本におけるジェンダー不平等のトレンド、原因、およびその帰結に関するこれまでの研究の概要について確認する。アメリカをはじめとする高所得国では、1960年代から急速にジェンダー不平等が縮小したが、近年ではそのペースが停滞している「停滞したジェンダー革命」と呼ばれる命題が提示されている。これに対して、急速な出生率の低下と人口高齢化に直面した日本では、女性の労働市場への参加を促進する一連の政策が実施されている一方で、ジェンダー不平等に変化の兆しは少ない。なぜ日本では男女の格差が深刻なままなのか、これらは他の国々とどのように比較できるのか、日本に「ジェンダー革命」は訪れるのか。本研究では、国際比較を踏まえた将来的な研究の方向性にも触れながら、以上の点について議論する。

<記>

日時:2020年2月28日 [金曜日]

午後5時45分~8時  [5時45分時受付開始、6時15分―8時:講演及びQ&A ]

会場:Tiger Pacific Capital, 101 Park Avenue, 48th Fl, New York, NY 10178  [at North East corner of Park Avenue and 40th Street]

(*当日は写真付きのIDを必ずご持参下さい。)

言語:日本語

会費:一般$20、学部学生$10 (ドリンクとアペタイザー)

申し込み:2月21日 (金)必着 (先着順です。定員に達した場合は締切日前に打ち切らせていただきますのでご了承ください。)

写真:会場で撮らせていただく写真は東大友の会関係の出版物または、Websiteに掲載することがありますのでご了承ください。ご了承いただけない方は事前にお申し出ください。

主催:さつき会アメリカ

共催:東大友の会、NY 銀杏会

略歴

2009           茨城県立水戸第一高等学校 卒業

2015           東京大学文学部行動文化学科 卒業

2017           東京大学人文社会系研究科社会文化研究専攻修士課程 修了

2019           プリンストン大学社会学部博士課程 入学

FUTI Global Leadership Award (2016)

The Nakajima Foundation Scholarship for Graduate Study (2018)