タイトル:「AI(人工知能)の最近の進歩と将来~日本の科学技術研究の進むべき道~」
東工大名誉教授・栄誉教授、Toyota Technological Institute at Chicago (TTIC)学長でおられる古井貞熙氏(東大OB)を囲む講演・懇親会を企画致しました。 皆様、是非御参加ください。お友達、ご家族の参加も大歓迎です。教授は東京大学総長諮問機関(Global Advisory Board)のメンバーもなされています。
国際的に著名な音声認識研究者でおられる古井教授には[AI(人工知能)の最近の進歩と将来~日本の科学技術研究の進むべき道~]というテーマでお話いただきます。 非常にタイムリーなテーマであるため、皆様からの質問も多いと思われますので、質疑応答の時間も十分に取ってございます。古井教授 は朝日新聞デジタル版Webronzaの執筆者でおられ、最近は、「知性を磨いて、AIを使いこなせる人間になろう:多種、多様な人と会い関係を築ける人が成長」などの記事を書いておられます。Q&Aセッションでは、このような質問にも対応くださる予定です。
アブストラクト
人工知能(AI)技術が、深層学習(ディープニューラルネットワーク)、ビッグデータ、およびコンピュータの進歩により、急速に進展している。今後AIは加速度的に進歩し、生活を変える。データや知識に基づく判断はAIに任せ、人間はAIを使いこなすとともに、AIにできない判断力や創造性を持つことが必要である。ただし、まだ多くの分野で、AIが人の能力に近づき、凌駕するには、研究すべき課題が沢山ある。深層学習は、理論的解析が困難なため、経験に頼る度合が大きいのが、基本的技術課題である。我が国のAI研究開発の発展のためには、大学を中心とする研究・教育体制の改革・発展と、企業を含む研究開発戦略の国際化が必須である。
<記>
日時:2018年6月22日 [金曜日]
午後6時~8時 [6時受付開始、6時半―8時:講演及びQ&A] )
会場(予定):Tiger Pacific Capital, 101 Park Avenue, 48th Fl, New York, NY 10178 (会場が変更されました)
(*当日は写真付きのIDを必ずご持参下さい。)
講演テーマ:[AI(人工知能)の最近の進歩と将来~日本の科学技術研究の進むべき道~]
講演者:東工大名誉教授、栄誉教授、Toyota Technological Institute at Chicago (TTIC)学長古井貞熙氏
会費:一般:$20
申し込み:6月15日 (金)必着 (先着順ですので、定員に達した場合は締切日前に打ち切らせていただきますのでご了承ください。東工大を含め他の大学同窓会のメンバーの為の枠もとっています。)
写 真: 会場で撮らせていただく写真は東大友の会関係の出版物または、Websiteに掲載することがありますのでご了承ください。ご了承いただけない方は事前にお申し出ください。
主催:さつき会アメリカ
共催:東大友の会
略歴書 / 業績
学歴
• 音声波に含まれる個人性情報の研究, 工学博士, 東京大学(1978)
• 東京大学 工学系研究科 計数工学 修士 修了(1970)
• 東京大学 工学部 計数工学科 卒業(1968)
職歴
• 日本電信電話公社 研究員(1970-)
• 米国ベル研究所 客員研究員(1978-)
• 日本電信電話公社 研究員(1979-)
• NTT基礎研究所第四研究室 室長(1986-)
• NTTヒューマンインタフェース研究所 部長(1989-)
• NTTヒューマンインタフェース研究所 特別研究室長(1991-)
• 東京工業大学 客員教授(1994-)
• 東京工業大学 教授(1997-)
• 東京工業大学 名誉教授・特命教授(2011-)
• Toyota Technological Institute at Chicago (TTIC)学長(2013-)
• 東京工業大学 栄誉教授 (2017-)
委員歴
• 日本音響学会 理事 (1989-)
• 日本音響学会 会長 (2001-2003)
• 電子情報通信学会 編集委員長 (2001-)
• International Speech Communication Association 会長 (2001-)
• IEEE 理事 (2001-)
• Asia-Pacific Signal and Information Processing Association会長 (2009-)
受賞
• 文化功労者(2016.10)
• 紫綬褒章受章(2006)
• 大川賞(2013.3), 大川情報通信基金
• IEEE James L. Flanagan Speech and Audio Processing Award (2010.3), IEEE
• 日本放送協会放送文化賞(2012.3), 日本放送協会
• ISCA Medal for Scientific Achievement (2009.9), International Speech Communication Association(ISCA)