AI時代の大学と社会—アメリカでの学長経験から

東工大名誉教授・栄誉教授、Toyota Technological Institute at Chicago (TTIC)理事長でおられる古井貞熙氏(東大OB)を囲む講演・懇親会を企画致しました。 皆様、是非御参加ください。お友達、ご家族の参加も大歓迎です。

先生は国際的に著名な音声認識研究者でおられますが、2013〜2019年の間TTICの学長を勤められました。最近出版された著書、『AI時代の大学と社会—アメリカでの学長経験から』を中心に、AI時代に国際化を目指している日本の大学が、どう対処するべきかそして何が出来るのかをご自身の学長経験に基づいてお話しして下さいます。皆様、是非御参加ください。お友達、ご家族の参加も大歓迎です。

大変タイムリーなテーマであり、質疑応答の時間も十分に取ってあります。 講演とQ&Aの後に懇親会も予定しており、参加者の皆様との対話を先生も楽しみにしておられます。

 <講演要旨/御本内容>

古井貞熙/著『AI時代の大学と社会—アメリカでの学長経験から』

筆者は、アメリカのシカゴで、AI(人工知能)の研究と教育を中心とする、博士課程だけの大学院大学の学長を6年間務めた。その経験を基に、アメリカと日本の大学と社会の違いを比較しながら、AI時代のグローバル化された世界で、日本の大学と社会が直面している危機に警告を発し、新たに発展するための提言を行っている。

シカゴへ:TTIC(Toyota Technological Institute at Chicago)学長に就任|第1部TTICの教育・経営とアメリカの高等教育環境(TTICの学長の仕事|TTICの経営基盤の確立|アメリカの教育システムと文化|教育の方向性と教職員の日米格差)|第2部AI時代のグローバルリーダー育成(国際的に活躍できる人材の育成|グローバルリーダーの育成|人工知能(AI)時代のリーダー)|TTIC学長からの退任

ご本購入情報はこちら:

https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-9784863454934

https://united-states.kinokuniya.com/bw/9784863454934

<記>

日時:2021年10月9日 [土]  [ ESDT]

午後9時〜10時 [講演及びQ&A ]、10時〜10時30分[懇親会]  (ESDT)(日本時間、10日(日)午前10時開始)

フォーマット:Zoom

言語:日本語

参加費:無料

申し込み:10月5日 (火)必着

[お申込みの方に Zoom invitation をお送りいたします。]

Google Driveにアクセスできない方は、こちらまで。 satsukiamerika@gmail.com(お名前、卒業学部, 年度、住所、勤務/所属先をご記入ください。)

写真:Zoom講演会中に撮らせていただく写真は東大友の会関係の出版物または、Websiteに掲載することがありますのでご了承ください。ご了承いただけない方は事前にお申し出ください。

主催:さつき会アメリカ, シカゴ赤門会

共催:東大友の会、ニューヨーク銀杏会、SF赤門会、FUTI Alumni Association

ご略歴/業績

古井貞煕

昭43東大・工・計数卒。昭45同大学院修士課程了。同年NTT電気通信研究所入社。昭53-54ベル研究所客員研究員。昭61 NTT基礎研究所第四研究室長。平1 NTTヒューマンインタフェース研究所音声情報研究部長。平3同研究所古井特別研究室長。平9東京工業大学大学院情報理工学研究科計算工学専攻教授。平23同名誉教授、同グローバルリーダー教育員特任教授。平29同栄誉教授。平25 TTIC(Toyota Technological Institute at Chicago)学長。令1 TTIC理事長。令2国立情報学研究所研究総主幹、令2東京大学Beyond AI研究所アドバイザー。工博。音声認識、話者認識、音声知覚、音声合成などの研究に従事。科学技術庁長官賞、文部科学大臣表彰、NHK放送文化賞、大川賞受賞、紫綬褒章受章。文化功労者。IEEE、ISCA(International Speech Communication Association)、電子情報通信学会、日本音響学会などより功績賞、業績賞、論文賞など受賞。IEEE、米国音響学会、ISCAおよび電子情報通信学会Fellow。ISCA、APSIPA (Asia Pacific Signal and Information Processing Association)および日本音響学会会長、国内外の学会誌の編集長など歴任。