米国での上手な医者の 掛かり方~現場で働く臨床医の視点から

~米国での上手な医者の 掛かり方~現場で働く臨床医の視点から~

東大友の会(FUTI: Friends of UTokyo Inc.)では、コロンビア大学准教授で医師の島田悠一氏による講演会・懇親会を開催いたします。島田氏には、誰もが気になるアメリカでの医師へのかかり方を中心にご講演頂きます。また、氏のこれまでのキャリアや日本を飛び出してみて感じることなどをざっくばらんにお話しいただく予定です。 皆さんにとって非常に関心の高いテーマであると思われますので、 質疑応答の時間も十分に取ってございます。事前質問のある方は下記のGoogle Formsにご記入ください。
皆様、是非御参加ください。お友達、ご家族の参加も大歓迎です。

<記> 

米国時間、Eastern Standard Time:2023年11月10日 [金] 午後9時〜10時[講演及びQ&A]、午後10時〜10時30分[懇親会]

日本時間、Japan Standard Time:2023年11月11日 [土]  午前11時〜12時[講演及びQ&A]、午後12時〜12時30分[懇親会]

開催方式:Zoom(お申込みの方に前日までにZoom invitation をお送りいたします)
言語: 日本語
申込方法: Google Form
ご参加の申し込みは11月7日 [火](米国時間、EDT)(定員に達した場合は早期に締め切らせていただきます)。
*Google Formsにアクセスでできない方は、miwhosoda [at] friendsofutokyo.orgにお名前、卒業学部・研究科及び年度、講師への事前質問を記入の上、メールにてご連絡ください。
写真/その他:Zoom講演会中に撮らせていただく写真は東大友の会関係の出版物または、Websiteに掲載することがありますのでご了承ください。ご了承いただけない方は事前にお申し出ください。 またこの講演会に関連する記事、コメントなどをメディアまたはソーシャルメディアで公表される場合は、事前に主催者の承認を得る事が必要です。

主催: 東大友の会(FUTI)
後援:さつき会アメリカ、ニューヨーク銀杏会、東大ニューヨークオフィス、 ワシントンDCエリア東京大学関係者懇親会、FUTI Alumni Association (provisions lists)

なお、本会はチャタムハウスルールを適用します。また、特に講師からお願いした部分は他言無用にてお願いいたします。「チャタムハウスルールの下では、参加者は会議中に得た情報を外部で自由に引用・公開することができるが、その発言者を特定する情報は伏せなければならない。」

講演要旨(島田氏より)

皆さんは、いつどこの病院のどんな医者にどうやってかかったらよいか分からず困った経験をお持ちではないでしょうか。また、医療保険制度やかかりつけ医と専門医の違いについて、いざ病院にかかる前にもっと知っておきたいと思ったことはありませんでしょうか。複雑な米国の医療制度を理解するためには、この国で医者がどのような訓練を受けどんなことを考えながら実際に診療しているのかを知ることが効果的です。今回は、米国で臨床医としてのトレーニングを受け心臓血管病の専門医資格を取得した経験を踏まえて、医療提供者の視点から見た米国での「上手な医者の掛かり方」について解説いたします。

講師ご略歴

島田悠一氏(米コロンビア大学メディカルセンター循環器内科准教授)
2007年東京大学医学部医学科卒(在学中に米国医師免許を取得)。旭中央病院、東京大学病院で初期研修後、ベス・イスラエル病院にて内科研修医、主任研修医として勤務。2012年よりハーバード大学ブリガム・アンド・ウィメンズ病院循環器内科専門研修医。2015年からハーバード大学マサチューセッツ総合病院で循環器内科指導医、17年から現職。研究面では、2014年に臨床研修と並行してジョンズ・ホプキンス公衆衛生大学院より公衆衛生学修士号(MPH)取得。2021年からNIHより複数の研究助成(R01グラント)を獲得、研究室を主宰。著書に『米国医学留学のすべて』、『海外医学留学のすべて』(日本医事新報社)がある。