東大友の会の歴史

(敬称略)

2007年東京大学の小宮山宏総長(2005-09年)から、当時ニューヨーク銀杏会の理事長であった桝田淳二に、東大のグローバル化支援のためのNPO設立の相談があり、Friends of Todai, Inc. (FOTI/東大友の会) 法人が桝田淳二を初代理事長として創設される。以降、全員がボランティアとして東大の国際化の支援に尽くしている。
2008年IRSより501(c)(3) 「慈善」と 170(b)(1)(A)(vi) 「公的支援」の組織体として認可される。また、創設者らを中心とした寄付により、小規模ながらも初めて慈善事業としての活動を開始。
2009年信越化学工業(株)の米国子会社であるシンテック社から大口寄付を受領開始。米国在住の東大卒業生らを中心とした個人寄付が伸長。
2010年UC Berkeley/Kavli Institute for the Physics and Mathematics of the Universe (UCB/IPMU)とYale大学への研究助成金を支給。また、MITの学生の東大への留学を支援。
2011年小林久志が第2代目の理事長に就任。
奨学委員会が組織され、夏の短期留学プログラムへの支援を拡大。計6名の東大生が米国に、計7名の米国学生が東大に留学。以降、継続的に研究支援と奨学金支給が行われている。
2014年東大の英語表記に合わせ、FOTIをFUTI(Friends of UTokyo, Inc.)に変更。
2015年山田雅章が第3代目の理事長に就任。
2016年米国伊藤財団からの大口寄付により、現役東大生、及び東大卒業生の米大学への中長期留学を支援する米国伊藤財団-FUTI奨学金を開始。以降、ニーズの高い中長期留学生の支援が行われている。
2019年2015年の奨学金受給者である羽場優紀の発案により、FUTI Alumni Associationが羽場優紀を初代会長とし発足。
尾島巌が第4代目の理事長に就任。
2020年コロナ禍により国境を跨いでの学生の往来が縮小する中、夏季オンラインプログラムに係る奨学金の支給を開始。
2022年ニーズの高い中長期留学の一部にFUTI奨学金基金からも奨学金の支給を開始。
2023年小林久志、東大友の会第2代目理事長、逝去。