新チーフ・オペレーテイング・オフィサーからの報告

この1年、組織運営の近代化を図ってまいりました。これは、数少ないボランティアで運営されるFUTIの各業務をより簡素化し運営サイドの負担感を減らすとともに、FUTIの拡大によって複雑化する業務の合理化やコンプライアンスの強化を目的としております。

 具体的には、金融面では、銀行のオンライン機能の積極的な活用によりペーパーレス化やアクセスの多様化を推進し、コロナ下でも遅延なくFUTI業務に必要な資金管理ができるようになりました。更に、一定金額以上の資金移動には二人の承認を必要とする等、コンプライアンスの強化も図られました。IT面では、過去のデータを含めた情報管理の一元化やFUTIメールアドレスの整理を図り、コンティンジェンシー対策が強化されました。また、定款に基づく組織規程や役割分担を見直す等、10年以上にわたり拡大してきた運営体制をもう一度初心に戻り再定し直し、責任の所在を明確化するとともに、言語によるLost In Translationを極小化しました。

FUTIにおいては、我々をサポートして下さっている方々に今後とも「FUTIと言う組織に対するより大きな安心感」をお持ち頂けるよう、組織としても更なる発展を志したく思っております。今後とも引き続き一層のご支援を賜わりますようお願い申し上げます。

武神淳之
副理事長・業務担当理事
東大友の会