ボランティアがFUTIの広報チームに参加

米国におられる二人の卒業生が、FUTIにボランティアとして新たに参加されました。多岐にわたる経験を積まれたお二人の貢献を期待しています。

ミナ・デラワリー・ツジ氏 (学士、修士、 博士)

デラワリー博士は、諮問委員会の活動に特に重点を置き、広報チームを支援しています。彼女は現在、第一三共株式会社でグローバルプロジェクト管理およびグローバル研究開発のリーダーシップのアソシエイトディレクターを務めています。経歴詳細は、以下の通りです。

東京大学農学部で学部、修士課程まで遺伝子工学を学び、博士課程から医科学研究所に移り分子生物学、神経科学の研究に携わりPhDを取得。

その後第一三共に入社し、15年ほど薬理研究に携わった。この間、ハーバード大学で博士研究員として数年間、幹細胞生物学に焦点を当て、特にES細胞やiPS細胞を用いた疾患原因の解明研究を行っておりました。3年前に、第一三共で抗がん剤の臨床試験のプロジェクトマネージャーのポジションに異動し、2024 年 4 月からは、米国ニュージャージー州にある同社のオフィスに拠点を置いています。

早稲田(飛騨)京子氏、 (学士、博士、MPA)

早稲田博士は、ソーシャルメディア、出版物、イベントなどで広報チームを支援しています。彼女のキャリアのハイライトは以下の通りです。

東京大学を卒業後、東京の日本銀行でキャリアをスタート。 2024 年 5 月下旬からはニューヨークの SMBC で法人銀行部門のディレクターを務めています。さらに、米国空軍予備役の情報将校(中佐)として、国防情報局本部、東京の米国大使館、その他の海外拠点で演習や作戦のサポートを行っています。

ハーバード大学で MPA 、ペンシルバニア大学で博士号を取得しています。

FUTI理事長の尾島巌博士は次のようにコメントしています。「この方々の卓越した資格と専門知識は、FUTIの活動を大幅に強化し、過去、現在、未来のFUTI奨学金受給者の模範となるでしょう。」 FUTI理事の大迫政子氏も「若い卒業生がFUTIの活動に関心を持ち、専門的な知識をボランティアとして発揮してくださることは素晴らしいです」と語っています。