去年以来、COVID-19パンデミックの影響で対面での会合が開催できなくった事をきっかけとして、世界中のほとんどの赤門会では、Zoomなどを使ったオンラインで交流会が行われています。
この様な状況の中で、桑港赤門会会長の佐藤公一氏のご発案でオンラインで繋ぐ「世界(グローバル)赤門会」プロジェクトという素晴らしい取り組みが始まっています。
このプロジェクトに関して、桑港赤門会の佐藤会長は、「オンライン開催なので、逆に場所に制限がなくなり、世界中どこでも参加することが可能になりました。実際に、日本に帰国した方々も参加して頂いたりしております。そこで、全く私の個人的な思いつきなのですが、どうせ場所に制限がないのであれば、いままで交流のなかった別の東大関連の会と交流してみたい、と考えました。」と述べておられます。
サンフランシスコ赤門会では今年から様々な赤門会に声をかけて、合同オンライン会開催を成功させておられます。例えば、
1月 NY銀杏会・イチオー会・サンフランシスコ赤門会合同会
2月 シカゴ赤門会・サンフランシスコ赤門会合同会
3月 英・仏・独・サンフランシスコ合同会
4月 兵庫・サンフランシスコ合同会
5月 北京・上海・シンガポール・マレーシア・香港・サンフランシスコ合同会
今まで実現するとは想像もできなかった、世界の各地の卒業生徒のグローバルな交流が実現できる事もあり、毎回多数の参加者による活発な交流が行われ、予定された2時間では話が尽きないほどの盛会です。また、少人数で交流できるBreakout Sessionsも行われており、参加者に大変好評です。
佐藤会長は、「次回は全世界の同窓会の方々が一度に参加できるオンライン世界赤門会を開催した い。」と意欲を燃やしておられます。
津田敦東大教授(執行役副学長、社会連携推進担当)は以下のように述べておられます。
コロナ禍を契機として佐藤さんが世界の同窓生をつなぐ試みを行っているのを、NYイチオー会(オンライン)に参加して知りました。素晴らしいことです。皆、この状況下で似たようなことを考えていたようで、東大校友会の神澤俊介事務局長も10月に行われるホームカミングデーで、世界の同窓会をつなぐ計画です。是非皆様、ご参加ください。昨年度は、OB・OGの皆様にご協力いただいている体験活動プログラムもすべてオンラインで行われ、少し心配したのですが、数々の工夫で素晴らしいプログラムを提供していただき、参加した学生も非常に前向きな学生たちで、東京大学の底力を実感できました。今後は、オンラインのメリットを生かし、より良い卒業生・在校生の連携ができることを確信しました。
詳細はこちらhttps://www.u-tokyo.ac.jp/ja/alumni/interact/newsletter.html