Category: Other Programs

Harvard Summer School Report

by Miu Yamazaki 【Basic Information of the two courses that I took】 A:Politics and Governance in the Global South Course Description: This course introduces students to politics and the political economy of development in low- income countries. What are the main political and governance challenges low-income countries face and what are the best prospects for…
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ハーバードサマースクールでの体験

by Nanako Kudo 授業内容について 私はLiliana Obregon教授によるGlobal Law, Global Historyという授業を受講し、主に国際法の歴史について学びました。講義は、各国の国際法の教科書における国際法の歴史に関する記述の比較検討に始まり、非欧州における国際法の受容・創造などについても触れながら進みました。毎日複数本の論文を読み、動画を視聴する課題と、読んできた論文を要約するライティング課題が課され、非常にチャレンジングな日々を過ごしました。また、授業内で各生徒に一度ずつ発表の機会が与えられ、私はアメリカ独立宣言の国際的な影響に関して、『アミスタッド』という映画を参照しつつ発表を行いました。 授業内では、頻繁に学生に発言の機会が与えられ、学生たちが自由に自分の見解・意見を表明していたのが印象的でした。中でも、自分が高等教育を受けた国において、どのように歴史を教えられたかという点において、頻繁に相違が生じており、それらについて詳しく議論を重ねることで、批判的な思考を養うことができました。 最終レポートに関して 最終レポートが課題として課されており、私は第二次世界大戦下のアメリカにおける日系移民の収容と人身保護令状に関するレポートを執筆しました。このレポートにおいてはKorematsu判決やEndo判決など、第二次世界大戦中に下された判決について、ハーバード大学の有する多くの資料を用いつつリサーチを行ったのですが、当時の最高裁判事同士の関係など、これまでは見えていなかった部分についての知見が深まりました。 居住環境について サマースクール期間中はダンスター・ハウスという寮に宿泊していました。応募段階では原則二人部屋と知らされていたのですが、実際に行ってみると運よく一人部屋に入居することができました。平日は夜間でも食堂でコーヒーやスナック等を調達することができ、非常に快適な環境で勉強に専念することができました。 行事について アメリカ独立記念日が留学期間中にあったので、友人数名とMITの前の広場に行き、独立を祝う花火を鑑賞しました。 御礼 この度このような貴重な機会を与えてくださった東大友の会のみなさまに御礼申し上げます。

Harvard Summer School

From mid-June to the beginning of August 2023, I took part in a seven-week summer school at Harvard, where I studied psychology. I graduated from the Department of Political Science in the Faculty of Law at UTokyo earlier this year and will be majoring in social psychology at master’s level in the UK from this…
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A Summer of Adventure and Research

by Michelle Ai Under the gracious support of Friends of UTokyo, I spent 6 weeks at Professor Keisuke Goda’s lab at the University of Tokyo’s Hongo Campus working on developing an intelligent classification method for identifying agonist-induced platelet aggregation. The goal of the project was to take the developed intelligent classification method and apply it…
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Visiting student researcher at Stanford

by Ryohei Yoshimoto 2022 年度、FUTI 奨学金をいただき、8 月から 10 月にわたって3ヶ月ほど、スタンフォード大学睡眠研究所西野研究室に Visiting student researcher として留学させていただきました。 この場を借りて、改めて心から感謝を申し上げます。

A Summer to Remember

by Yip Ren Wei This past summer, as part of UTokyo’s GLP-GEfIL minor program, I was afforded the opportunity to attend a 3-week summer school session at Harvard University, where I was enrolled in the Strategic Management graduate course, living and learning alongside peers from all over the world. As part of the program, students…
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Visiting Medical Student Elective at Johns Hopkins University School of Medicine

By Mariko Kanegae 私はJohns Hopkins University (JHU)で3/21〜4/20の一か月間臨床実習を行う機会をいただきました。私がお世話になったのはPediatric Neurologyという小児の神経疾患を扱う診療科で、Peds-Neuroの主科入院に加えて、他科やEDからのコンサルト診療も行います。 JHU実習内容について 学生の基本的なdutyは、担当患者を1-3人決めて受け持ち、pre-roundingをして回診時に上級医に軽くプレゼンテーションすることとカルテ記載を行うことでした。Pre-roundingとは、朝の回診前に一人で担当患者の病室を回ることを指し、患者の前日からの変化についてカルテを参照したり、担当看護師などから聞き取ったりした上で、神経学的所見を取ります。チーム回診で病室に入る直前に、担当のjunior residentおよび医学生が患者の総括、前日からの変化や重要な所見、アセスメントとプランについて、大事な部分のみを簡潔にプレゼンテーションをします。担当できた症例の幅も広く、てんかん、難治性頭痛、視神経脊髄炎、重症筋無力症、急性の末梢神経麻痺などを診る経験を積むことができました。 週に3回はmorning reportが設けられており、Neurology全体の中の各チームが持ち回りで症例検討や疾患に関する講義を行います。また、週に1回Peds-Neuro内で行われるGrand Roundがあり、小児神経の症例検討や疾患に関する講義が行われました。 その他の時間については、回診にかかる時間や担当患者数にもよりますが、救急外来に来院した患者の診察や、神経伝導検査、腰椎穿刺を見学させていただきました。他科病棟フロアに入院している患者の場合は時間に余裕があることが多く、先生より先に一人で向かって問診や所見を取らせてもらいました。腰椎穿刺に関しては、上の先生の指導のもと初めて実施する機会をいただきました。先生方にはやや稀な非侵襲的な手技だったことを意味するchampagne tapだったと教えてもらい、とても褒めてくださり嬉しかったです。 これらの実習内容に加えて、serviceがひと段落ついたら抗てんかん薬の選択、重症筋無力症等に関する軽いレクチャーもしていただきました。症例に関して面白そうな論文や医学雑誌があれば紹介していただき、実習の合間に読んだりして過ごしました。また、先天性の異常を持って生まれた新生児に関して、小児のGeneticsチームが示唆した非常に稀な遺伝子異常に関して報告されている論文があったので、その日家に帰って読んで、次の朝の回診のプレゼンテーションでチームに簡単に報告するなどしていました。 KKI見学 JHUの病院の近隣に関連施設としてKennedy Krieger Instituteという発達障害のある小児から青年のための外来および入院、様々なサービス部門を備えた機関が設置されています。Peds-Neuroと関わりの深い施設であったため、一度見学してみたいとチームに伝えた所、一緒に診療科を回ったJHUの医学生や先生の厚意でKKIの先生複数人に繋いでもらうことができ、少しだけPeds-Neuroの実習を抜けてKKIの外来クリニックを見学させていただく機会も幾度かいただきました。そこでは、自閉症、ADHD、何らかの発達の遅れを疑って受診した患者の初診を見学し、朝の疾患講義にも数回参加しました。ある先生は当初の予定を変更して、私が見学したいと言っていた自閉症に関する講義をアレンジして、KKI内の各施設・部屋を案内してくださり、アメリカで臨床をするならとresidencyのシステムを説明してくださりました。また別の先生は、Prenatal exposure to antibodies from mothers of children with autismをマウスモデルで研究された経験のある方で、精神疾患の病態に関しても少し興味があったので知見を広げることができて嬉しかったです。 終わりに 今回の実習では、日本に比べて学生実習の範囲が広く、学生の自主性が求められていることを強く実感しました。新しい患者さんの診察に一人、または先生と一緒に行った後、What do you think?と訊かれる場面が多くありました。プレゼンテーションの際もそうですが、自発的にアセスメントやプランを考える機会が多く、実際に担当医の立場に立って考える現実的な訓練になりました。診療チームの先生同士の会話などは医学用語だけでなく、症状の様子を表す単語なども速く流れていくので、最初の1-2週間は付いていくのに必死でしたが、段々と慣れていき、診療や話し合いに使用する英語力の成長も得られたような気がします。また、患者さんやその家族と毎日診察でお話を聞き、交流する経験によって、本人やその家族が医療に求めることを直に聞くことができ、医療者として貴重な学びの機会を得たと思います。小児神経は重度の慢性疾患を患う患者さんも多く、的確な医療を提供するだけではなく、本人とその家族の訴えに向き合う姿勢の重要性も実感しました。 チームにいらしたSenior Residentの中には、小児科の教科書であるHarriet LaneのNeurologyパートの執筆者もいらしてチームのレベルの高さを実感しました。また、同じくElective ClerkshipでPeds-Neuroを選択していたJHUの医学部3年生2人と4週間程実習を共にしましたが、JHUSOMに入る前に2年間、社会人として働いていた時の経験について聞くことができた上、これからのキャリア形成について話し合うこともあり、私にとって将来のキャリアを考える上でJHUの医学生と密に交流できたことは非常に参考になりました。 他にも、実習を通して日本との医療制度の違いを感じる機会が度々ありました。ホンジュラスから品質保証されているかも不明な薬を安く購入して常用していたり、抗がん剤があまりにも高価なため服用しておらず、費用は病院持ちで腫瘍摘出の手術は行うけれど、定期的な服用が必要な薬剤は購入できないままだったりと、もちろん日本でも社会的な要因が医療資源へのアクセスを阻む例は多々ありますが、サポートを受けられない状況にある家族を目の当たりにして心を痛めることもありました。 最後になりましたが、今回の実習を支援してくださったGlobal Leadership Awardを授与してくださったFUTI、医学部国際交流室の皆様、奨学金応募にご協力くださったHolmes先生、大坪先生、ボストンにいながら気にかけてくださった花井順一先生、準備にあたって私の相談に丁寧に乗ってくださった先輩、ご協力いただいた皆様に感謝申し上げます。

Harvard Summer School

By Kana Sugiyama (University of Tokyo, Senior, International Relations) In July, I was lucky to be able to travel to Cambridge, Massachusetts to join the 3-week Harvard Summer School program. In the classroom, I was able to learn intensively about many facets of globalization and exchanged views with brilliant minds from all over the world.…
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Harvard Medical School Summer Student

By Sumiya Kuroda 東京大学医学部医学科の黒田澄哉と申します。私は今回FUTIのGlobal Leadership Awardを頂き、今年6-8月にかけてHarvard Medical SchoolのWei-Chung A. Lee先生の研究室を訪問しました。当初は、実際に渡米し現地にて研究活動を行わせていただく予定でしたが、COVID-19の感染拡大が収束する見込みが立たず、最終的にリモートで研究プロジェクトに参加することとなりました。 ・留学に至るまでの経緯 私がLee先生に初めてお会いしたのはおよそ1年前になります。当時私がお世話になっていた研究室の先生が、米国で面白い研究をされている先生としてLee先生を紹介してくださりました。近々その二人の先生でZoomミーティングを行う予定があるということで、私も飛び入り参加させて頂き、Lee先生と実際に研究内容などについてお話しすることができました。その際Lee先生からsummer studentの募集を検討しているということを伺い、冬にCVなどをお送りしアプライした結果、今回迎え入れてくれることになりました。 ・留学先での研究内容 Lee先生は神経科学がご専門で、神経細胞(ニューロン)がどのように互いに接続し回路を形成しているのか研究されています。この神経回路の配線や動作原理を明らかにすることができれば、新しい仕組みの人工知能やロボットの開発につながることが期待できます。 今回私は、運動制御を担う神経回路を調べるプロジェクトに参加させて頂きました。このプロジェクトではモデル動物としてキイロショウジョウバエを扱っています。キイロショウジョウバエは、その小さなサイズにも関わらず、餌を巡って互いに闘ったり速いスピードで走ったりと高度な運動を行うことが可能な生物です。Lee研究室では電子顕微鏡を用いてこのキイロショウジョウバエの神経組織を観察し、筋肉に情報を伝えている「運動ニューロン」を全て3次元再構築していました(Phelps JS, et al : Cell, 184(3) : 759-774, 2021)。しかしながら、この運動ニューロン自体がどのような種類の情報を処理しているのかは未だ分かっていません。 そこで私はこの運動ニューロンに情報を伝えている神経回路の3次元再構築に挑戦しました。3次元再構築には、Neuroglancerと呼ばれるソフトウェアを使用しました。これは、サーバーに保存された電子顕微鏡画像にリモートからアクセスしたり、3次元再構築された神経細胞の形をインタラクティブに校正したりすることが可能なツールです。またプログラミングの経験もあった為、Pythonを使ってこの神経細胞の構造情報を解析することにも取り組みました。 8月後半にはジャーナルクラブやデータトークで発表する機会もありました。プレゼンテーションの作成にあたっては、「いかにイントロダクションで聴衆を惹きつけるか」といった点を強く指導されたことが印象に残っています。今までそのような点を意識したことがなかった為大変勉強になりました。データ解析の技術的なスキルのみならず、研究を行う上で必要な能力全般を向上させることができた3ヶ月だったと思います。 最後になりますが、今回こうしてリモート留学を行い貴重な経験を得ることができたのは、Global Leadership Award を頂いたおかげです。ご支援くださった方々には大変感謝しております。本当にありがとうございました。

ICPSR Summer Program Report

by Satoru Kawashima The University of Tokyo second-year master student This summer, I participated in ICPSR summer program online. ICPSR (Inter-University Consortium for Political and Social Research) is one of the most famous institution that archives data in social science. ICPSR has offered the summer program for graduate students and researchers every year, which consists…
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